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2学期 表彰式&始業式 スタートしました!

2024年9月2日 10時21分

 長いと思っていた夏休みもついに終了し、2学期がスタートしました。みんなの元気な笑顔が見られ、登校風景も華やかでした。久しぶりでしたがしっかりとあいさつもできていて、成長した姿に心躍りました。

 表彰式もたくさんの人たちの活躍ぶりに驚きました。大きなトロフィーやメダルを獲得した人が多くて、さすが懸垂幕を掲げるスペースがなくなるはずだと思いました。中でも夏休み中にもお伝えしましたが、3年生大西さんは、県中学記録を4度も更新し、体育の教科書に名前が残り続けることになります。当分抜かれることはない記録です。文化、運動面ともに素晴らしい成果でした。

0902 表彰式1

0902 表彰式2

0902 表彰式3

 始業式の式辞では、2学期への意気込みと当たり前を疑い、思い込みや偏見をなくすお話をしました。昨年度もお話しした『川』の話とニュートンの万有引力の発見の話です。式辞の一部を紹介しておきます。体育館で行いましたが、聴く姿勢と態度が実に素晴らしい集団です。久しぶりの学校なのでダレちゃうかと思いましたが、みんなの姿勢にこちらまで引き締まる思いでした。

式辞一部抜粋:東中の隣にも国領川が流れています。「川はどうして流れるのでしょうか」と聞くと変な質問ですかねぇ。「高さに差があるから水が流れる」という答えが聞こえてきそうです。そうだと思う人?確かに水は高い方から低い方へ向かって流れます。正解です。
 質問をもう少し正確に言うと「川の水はどうして下に漏れないで流れるのでしょう」ということです。コンクリートの水路なら、水は下に漏れないので水路に入った分だけ流れていくのは理解できます。みなさんは山を流れている川を見たことがありますよね。川の上流の岩がごろごろしているところを流れている川です。ところどころに大小の滝もあったりして、そんな川を渓流といいます。渓流は自然が作ったものなので底にコンクリートはありません。
 私は渓流でこんな体験をしました。豊かな水が流れている川を上流へ登っていくと急に水がちょろちょろとしか流れなくなりなりました。でもその上流へさらに進むと再び豊かな水が流れているのです。コンクリートの水路ではこんなことは絶対あり得ません。
どうしてこんなことが起こるのでしょう?わかる人?
 そうなんです。水が少なくなったところでは水は地下水となって流れていたのです。川の水は、水を通しにくい地層の上を移動する大量の地下水のうち地上に現れた部分なのです。山の中でも大量の地下水に支えられ、その一部が岩と岩の間を流れているのです。

 私たちが表面に見えていることだけで当たり前と思い、物事を判断していると、本当のことが見えなくなることがあります。当たり前ということもなぜだろうという視点で見ると、思いがけないことがわかるかもしれません。アイザック・ニュートンのように「なぜリンゴは木から落ちるのだろう」と疑問を持ち、周囲の人たちからは、実が熟して重くなったからよとか重力があるのだから当たり前じゃないと言われても、なぜ落下するのか、じゃあ、なぜ月は地球に落ちてこないのかと宇宙規模にまでその疑問を膨らませ、万有引力の発見につながったといわれています。そういった当たり前に疑問を持つことは、物でも生き物でも人間でも同じです。思い込みや偏見で物事を見てしまうと、本質を見間違えたり、誤解をしてしまったりするものですよね。当たり前を疑うことも大切なことなのだと思います。

0902 始業式1

 今年度の体育大会から新たな伝統が築かれていくことになります。保護者のみなさま、ぜひ期待しておいてください。生徒たちの手によって運営される行進リーダー研修で出てきたアイデアを採用して、感動の体育大会を実現させるべく、みんなで協力して頑張っていきましょう。

0902 始業式2

R5 ブログ

第77回 新居浜市立東中学校入学式 おめでとうございます(#^^#)

2023年4月11日 12時11分

 天候にも恵まれ、まさに春爛漫の真っただ中入学式が行われました。真新しい制服に包まれ、みんなキリッとした表情で、さすが小学校最高学年で学校をリードし下級生たちのお手本となってきた新入生たち全員が出席して、見事な態度で主役を務めました。決意と熱意が感じられる誓いの言葉は、鼓動が聞こえてくるくらい大変緊張した様子でしたが、話を始めるとそんなことを微塵も感じさせないほどの話ぶりに驚きました歓迎の言葉はさすがは3年生、場慣れしている感じさえあるほどの落ち着きぶりに安心感がありました。どちらもキーワードは、仲間であり絆でした。同じ東中生として助け合って、支えあって、伝統の継承と新たな歴史を作っていこうとする決意が在校生全員に伝わったと思います。式の内容は厳選し、短時間で運用しましたが、会場中が静寂に包まれた中で大変厳粛に進行しました。ご協力ありがとうございました。

 校長式辞では、2つのことをお願いしました。言葉についてです。聞く言葉も発する言葉もどちらも、前向き肯定的な言葉を大切にしてほしいことです。まだまだできるようになりたい、もっとうまくなりたい、~をしたい、など前向きな言葉をなるべく使うようにしようということです。前向き・肯定的な言葉を使うときは13本のしわが刻まれるそうです。否定的な言葉を使うと顔には48本のしわが刻まれ、年を重ねると普通の顔が怒っているように見えたり、笑顔で微笑んでいるようにみえたりするんですね。せめて自分の口から発する言葉は元気の出る言葉にしたいですね。

 2つ目は、考えるだけではなく行動することです。思いだけでは相手に伝わらないので、美しい言葉で相手に伝わる言葉を使うということです。一人の力は集団を変えます。中学校生活の主人公はあなた自身ですから、東中を思いやりにあふれる学校にするのはあなたの行動で決まります。「おはようございます」「ありがとう」「大丈夫?」「一緒にやろう」などの言葉を学校中に広げましょう。感謝の言葉を伝え、励まし合い、勇気づける存在になってください。

 

 式の後は、それぞれ学級別の集合写真をプロの手によって撮影しました。その合間に、保護者の方の撮影タイムも設けました。まるで記者会見会場にでもなったようなカメラの量でした。学級では自己紹介や配付物の説明などで過ごしました。明日から、また学校案内や個人写真撮影もありますので、元気な姿を見せてくださいね。

 

 

新任式と始業式 そして入学式準備

2023年4月10日 12時05分

 新学期スタートにふさわしい春の陽気を感じられる命が満開に芽吹いているような今日新しく赴任された先生方を紹介する新任式と第1学期始業式を行いました。先生方は4月3日から連日の職員会で新体制の中たくさんの業務を行っていただいているので、慣れてきていますが、生徒みなさんと対面するのは今日が初めてで、みんなと同じようにドキドキしながら挨拶をしていただきました。2,3年生は新担任、新学年団が発表され、ドキドキもマックスになって、その後始業式と入学式の準備を行いました。明日から、東中学校347名のスタートが切られます。先輩たちは新入生を心待ちにしています。今日は念入りに清掃や準備を行いました。新たな出会いである『邂逅(かいこう)を大切にして、令和5年度、校長式辞でも触れましたが、みんなで「愛する学校」「心安らぐ学校」そして「誇りの持てる学校」にしていきましょう。式辞の中で、皆さんにお願いをしました「美しい言葉」が行き交う学校づくりに協力してくださいと。「こころ」はだれにも見えないけれど「こころづかい」は見えます。「思い」は見えないけれど「思いやり」はだれにでも見えます。それはどちらも相手に伝わる行動として現れているからです。今年度は「美しい言葉」の中でも「相手に伝わる言葉」を考えて使っていきましょう。たった一つの言葉は実は大変大きな力を持っているからです。言葉はとても大切です・それは口語でも、お手紙でも、手話でも同じです。「美しい言葉」が行き交う中で仲間とのきずなが深まると自然と「心安らぐ学校」近づけます。そんな学校は私たちにとって「愛する学校」や「誇りの持てる学校」になるでしょうし、いつも温かく見守ってくださっている家族や地域の方々も一生懸命応援してくれること間違いなしです。1年間なんてあっという間です。自分から発する言葉を意識して生活をし、1年後愛される学校を是非とも実感しましょう。

~R4 ブログ

令和4年度 東中学校 離任式

2023年3月28日 13時23分

 毎年必ず訪れる今日。1年間で一番寂しく辛い祝福の日です。卒業生を送り出す寂しさとはまた違った感情が渦巻きます。巣立っていく卒業を祝福する気持ちとも少し違う離任式です。同僚として、仲間として共に過ごした時間が、名残惜しさを募らせます

 東中学校から、7名の先生方がご転任、ご退職されることになりました。新聞発表やそれより一日早くネットニュースで発表されていたので、知っている方も多いと思います。在職1年の先生から7年の先生までいろいろですが、本当に様々な場面で東中学校を支えていただき、感謝しかありません。ありがとうございました。新たなスタートとなりますが、東中学校での濃い時間をお役に立てていただければ幸いです。またいつでも顔出してください。生徒、教職員ともども楽しみに待っています。

 体育館で行われた離任式では、たくさんの卒業生のみんなも出席し、厳粛に整然と行われました。卒業式でも感じましたが、生徒たちの聞く姿勢や立ち居振る舞いが大変すばらしいと感じます。こういうけじめをつけられるというのも素晴らしい才能だと思います。才能は磨けば光ります東中離任式で生徒が出席するのは4年ぶりだそうです。人と人のつながりを最も感じる学校現場なので、オンラインでお別れや参集できないことはやはり辛い苦渋の判断だったのだと思います。今年度は顔を見ながら離任のあいさつやお別れができて、良かったと思いました。アバターでのやり取りが良い面もありますが、面と向かってでないと伝えにくいものもありますね。面と向かってでさえすべてを伝えるのは難しいのですから。ご転任、ご退職の先生方、本当にお世話になりました。

 

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