新学年になって初めてのテストが行われました。1年生は、小学校時代とは少し違って、全クラス一斉のテストでかなり高校入試を意識したスタイルに戸惑いもあるかもしれません。単元ごとの短い範囲ではなく、今まで習ったことすべてから出題されるので総合的な力が必要とされます。2,3年生はテスト形式自体には慣れていると思いますが、テスト自体を楽しめる人はあまり多くないかもしれませんね。テストを受けると今現時点での自分の理解度や定着していることが発見できます。苦手なところや覚えきれていないこともわかります。なのでテストを受けても学力が上がることはありません。今の実力を知る一つの手がかりになるものがテストです。テスト前にできるだけ覚えて挑むと思いますが、実はテスト後の勉強こそが、学力を向上させるのに一番手っ取り早い方法なのです。間違えた問題やわからなかった問題をしっかりと学びなおし、覚え込むことができたら学力は向上するのですから、テスト後の勉強がいかに大切かよくわかると思います。明日もテスト2日目で実施されるので、今日の反省を十分に生かしてテスト勉強を頑張りましょう。






ちょうど、桜が満開を迎え、新入生の入学を祝福してくれるかのよう咲き誇っていた矢先、本日の花散らしの雨のおかげで、花筏のように校庭の水たまりが桜の花びらでいっぱいになっていました。まるでレッドカーペットならぬ、ピンクカーペットのようで、これはこれで素敵な風景になっていました。新入生は真新しい制服に身を包んで、目を輝かせながら入学式に臨んでいました。集団美である、起立着席のタイミングも練習などしていないにもかかわらずそろっていて、さすがは小学校最高学年を終えて進学してきたということが良くわかる行動でした。素晴らしかったです。
校長式辞の中で、2つのお話をしました。まずは言葉についてです。心安らぐ安心・安全な学校生活のために美しい言葉を使いましょうというお話をしました。『前向き肯定的な言葉を使うと自然と笑顔になり、表情筋が鍛えられ、美しいしわが刻まれていくそうです。笑顔に使われるしわは13本で、「いやだ」「なんでなん」「無理だろ」というような否定的な言葉は48本のしわを使い、刻まれていくそうです。無表情な顔の時、怒っているように見えたり、にこやかに微笑んでいるように見えたりするのも、この刻まれたしわのせいなんです。どんな言葉をいつ使うかで、みなさんの成長のスピードは大きく変わってきます。前向きな言葉が習慣化していけば、人はその通りの人に変わっていくのです。人は向いている方向にしか進めません。車や自転車もそうですが、キョロキョロしてばかりいるとすぐに事故を起こします。いろんなことにチャレンジすることと何にでも手を出すのとは違います。前向きな言葉を大切にして「なりたい自分」を目指してください。』です。
2つ目は、『考えるだけではなく行動することです。思いだけでは相手や周りには伝わりません。美しい言葉をたくさん使ってくれることを願っています。言葉というのは、こだまのように広がっていきます。この324名の仲間の間に、刺々(とげとげ)しい言葉を広げていくのか、美しい言葉を広げていくのかで、学校の雰囲気が大きく変わります。楽しい生活にするためにも、笑顔で「おはようございます」と自分から挨拶してください。「ありがとうございます」と心から感謝の言葉を伝えていきましょう。「大丈夫?」と仲間を気遣ってください。励まし合ってください。「一緒にやろう」と勇気付けてください。そんな美しい言葉を学校中に広げましょう。一人の力は集団を変えます。中学校生活の主人公はあなた自身ですから、東中を思いやりにあふれる学校にするのはあなたの行動で決まります。』と続けました。美しい前向き肯定的な言葉で相手に伝わる声掛けを積極的に行う、そんな学校生活であってほしいです。











新しい先生の紹介とみんなとの出逢いがスタートしました。着任式、始業式が厳粛なムードの中、行われました。背筋がピンと伸び、話している人の方を向いて、真剣に聞く態度は大変すばらしいです。壇上からも視線がビシビシ感じました。
始業式の式辞の中で、2つのお話をしました。今年度も『自厳他寛・自分には厳しく、他人には寛容(広い心)で優しく接する』を実践していく中で自分の目標をしっかりと考え、達成するために邁進してほしいこと、もう一つは『美しい言葉』が行き交う学校づくりに協力してほしいこととお願いしました。「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見えますよね。「思い」はだれにも見えないけれど、「思いやり」は見えるでしょ?それはどちらも行動として表れているからです。今年度は『相手に伝わる言葉』をみなさん実践してください。自分の思いを自分の言葉でしっかりと伝えられるようにしていきましょう。



猛烈な濃く充実した職員会を経て、新学期準備を着々と行ってきました。みんなと素敵なスタートを切るために膨大な資料を作成し、意識統一をはかって、みんなとの出会いを心待ちにしています。
みなさんは新学期の準備、整ってますか? 春休みの宿題や新学年へ向けての決意、この1年間の目標などしっかり具体的に立てて、準備万端にしてくださいね。
校庭の桜もみんなとの出会いを花を満開にして待っています。ちょうど、始業式、入学式のころが一番の見ごろになると思います。ここ数年では大変珍しいことだと思います。感動的なスタートとなりそうです。みなさん、よろしくお願いいたします。


昨日は、職員会で今年度の基本構想を固めました。大変スムーズでしっかり協議もでき、安心してスタートを切ることができました。前向きで具体的な話し合いとなったため、どの先生もより一層、みんなとのめぐり逢い『邂逅』が楽しみになっています。『邂逅』とは、とても難しい漢字で普段あまり使わない言葉だと思いますが、「人と偶然思いがけず出逢いうこと、めぐり逢い」という意味があります。人と人との出会いは、奇跡的なことです。人生の中でものすごくたくさんの人と出会うことになりますが、話をしたり、一緒に活動したりする人間はそれほど多くありません。しかし特に学生時代はそういった出逢いが多く、一生のお付き合いになる出会いもあります。30年、40年経った後でもずっと続いていく関係の人と出会う確率も高いです。何十年ぶりに再会しても、一瞬でその当時の思い出に戻れる素敵な関係の人もいることでしょう。是非とも皆さんもそんな出逢いにできるように受け入れ準備を整えておいてくださいね。先生方は首を長~くしてみなさんとの出逢い『邂逅』をお待ちしています。

東中学校の自慢の校内掲示を支えてくれている美術部のメンバーです。先生方も凝った掲示物を作ってくれていますが、美術部の掲示物もいつも花を添えてくれています。トイレのこの言葉も私の好きな言葉の一つ『七転八倒』に通じるものがあります。7回転んで8回倒れるってことです。転びっぱなし、倒れっぱなしという浅いとらえ方ではなく、転ぶ、倒れるということは、立ち上がっているっていう証なんだということです。そこでこのトイレの言葉「大切なのはあきらめずに何度でも立ち上がる力 かっこわるくても何度でも立ち向かう力」です。
階段では、ホールのような響きを感じながら、東中自慢の音楽部が合唱曲の練習をしています。


バドミントン部が、打ち切る、どんどんメンバーを変えて追い込む練習をしていました。校庭の桜は、今日の雨にも負けず、たくさんのつぼみを蓄えて、満開の時を待っています。入学式に素晴らしい姿を見せてくれることでしょう。