R6 市総体激励会
2024年6月3日 22時05分 [校長]激励会ではみんなに激励の言葉を送りました。いよいよ全中につながる市総体が始まります。各部ごとにそれぞれ目標を決めていることと思います。もちろん、今学校の代表として前に出ている人だけでなく、クラブチームの代表として出場する人も同じです。
その目標に見合う準備は整っていますか?最善の準備が最高の結果をもたらすのは当然のことです。
人間は日々変化します。毎日進化し成長する人もいれば、さぼってばかりで退化し、衰えていく人もいます。部活動は心と体の両方を鍛える場です。自分の失敗を誰かや何かのせいにする人は、一向に伸びないし、誰も応援してくれません。毎日練習するから強くなるのではなく、弱い部分を強くするための練習を強くなろうと考えて毎日するから強くなるのです。みんな、心もトレーニングしていることを忘れてはいけません。だからこそ、これ以上の工夫はないほどに練習する。それをせずして、あれがダメという自分を作らない。最後の最後まで、あと2日進化を止めないようにしてください。
自分には無理という限界を作るのはいつも自分の頭です。
自分で考えて練習をしていく。もちろん、自分を向上させることを考える。普段から考えて工夫する習慣を身につけよう。決して自分で限界を作らない。例えば、何回たたいたら壊せるかわからない壁がある。50回であきらめる人もいれば、丁度切りのいい100回でと決めてやめる人もいる。その壁は101回で壊せたかもしれないけれど、あと1回だったかもしれないけれど、壊すまで続けることができなかった。限界を決めてしまったからなんだよね。
自分で出来ると思えば、そうなっていく。いけると思えば、口に出して言える。そういう気持ちを持つ。それが全てのエネルギーとなるんです。人間は自分が望み、思い描くことができれば、必ずそうすることができる。潜在能力を自分の考えでふさいでしまっている。顕在能力はそこそこであっても、潜在能力を使えばもっと出来るかも知れない。
強くなりたいのなら強くなるまでやればいい。強くなる前にやめてしまうから強くなれない。だから最後までやった者だけが強くなるのだ。
自分がやるだけ。やっていこうという気持ちを前に出してしっかり練習していく。
心が変われば細胞が変わる。細胞が変われば体が変わる。
頑張る。あきらめちゃいけない。あきらめからは何も生まれないのです。元大リーガーのイチロー選手が、「楽しんでやれとよく言われますが、ぼくにはその意味が分かりません」とおっしゃっていました。2004年10月に258本安打の世界記録更新したときの言葉です。「楽しむというのは決して笑顔で野球をやることではなくて充実感を持ってやることだと解釈してやってきました。ここにたどり着くまでのことをいわゆる「たのしんでやる」というような表現はとてもできません。」とインタビューに答えていました。当事者である選手は勝ったらうれしいし、負けたら泣くほど悔しいでしょ。中には勝ってもベスト記録でなければ喜ばない選手もいます。負けても全力でやったから悔いはないと微笑んでいる選手を見かけますが、それは応援している第三者が使う言葉です。試合結果で思わず涙が出るような高ぶりが経験できる、そんな練習をしておいてください。
この中には、総体の新居浜市内大会にクラブチームから出場する人、他郡市の市総体に出場する人がいると思います。それぞれの舞台で自分の最高のパフォーマンスを発揮して、県総体出場のチケットを是非とも獲得してください。東中学校みんながあなたたちを応援しています。