県新人大会&市駅伝競走大会 激励会
2024年10月28日 15時58分 [校長]今までの激励会の中で一番選手の気合と本気度が感じられる激励会でした。素晴らしい態度でした。ドキドキが見ているこちらにまで伝わってきましたよ。地区予選では、課題や成果が見つかり、そこから技を磨き、基礎体力を向上させ、一つ上のステージへ上り詰めたことでしょう。それは、県新人に集結する各地区代表も同じ。その中で勝ち残るには、覚悟と決意が必要だと思います。自分たちの分析を冷静に真正面から行い、自分たちの成長のために全精力をつぎ込んでください。私も長年部活動の顧問として部員にいつも言っていたことがあります。県新人や四国大会、全国大会に進んだ時に、実力を急にその日だけ実力を引き上げることはできないでしょう。もちろん少しは気持ちの持ちようで120%出すことは可能です。しかし大事なのは、試合結果だけではなく、いかにそれまでしっかりと目標をもって練習してきたかだと思います。それはつまり、試合会場に行ったとき、『このチームはしっかり練習してきている』と一目見てわかるようなウォーミングアップ(これは技術スキルの部分)や準備、片付け、感謝の気持ちを込めての挨拶(これは心の部分です)がしっかりできるかどうかの方が、何百倍も大切なんです。ここがしっかりできるチームは強くなるし、たとえその時は優勝できなくても、きっと目標にたどり着くし、会場中のみんなが応援してくれること間違いなしです。誰からも応援していただけるような選手、チームになってください。もちろん東中のみんなは全力で君たちのことを応援しています。
次に、新居浜市中学駅伝競走大会が東雲競技場を中継地点とした駅伝コースで行われます。4月から、みんなより早い時間に登校し、体力トレーニングに励んできた仲間たちが、チーム東中として出場します。男子6区間、女子5区間でタスキをつないで競い合う駅伝大会です。タスキには今まで一緒に練習してきたメンバー全ての思いが詰まっています。もちろん、一緒に声をかけてくれたり、記録を測ってくれたりしてきた先生方の思いも詰まっています。苦しくなったらタスキを握りしめて、みんなの顔を思い出してください。個人で走る競技ですが、みんなの思いが力を与えてくれる競技でもあります。相手チームの選手に並ばれたら、10歩頑張ってください。ピッチはみんな違うので、隣で抜こうとする選手と腕ふりを合わせてください。10歩の粘りで相手の気持ちをそぎ落としましょう。3kmと2kmの距離は戦術も必要ですが、一番は気持ちで体を引っ張る、そんな強さで走り切れる距離です。強い気持ちでタスキをつなぎ、ゴールしてください。みんなしんどくなりそうな沿道で応援していますので、声援を力に変えて頑張りましょう。