感動の校内合唱コンクール
2024年12月1日 16時39分東中合唱コンクールが開催されました。この数年では最も接戦のレベルの高いコンクールとなりました。どのクラスもしっかりと歌いこんで、言葉の意味を考え、曲に込められた思いを表現しようと真剣に向き合っていることが、最初の立ち姿で伝わってきました。1年生から3年生までどの学級も大接戦で甲乙つけがたい審査員泣かせのパフォーマンスでした。審査委員長は高津小学校時代にみんながお世話になった倉崎先生にお願いをして、聴いていただきました。高津公民館長さんや保護司の方も駆けつけていただき、今年度はインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症の心配もなかったので、体育館に保護者の皆様も全員入って、全学年の合唱を聴いていただくことができました。本当に素晴らしい合唱でした。審査委員長の倉崎先生がご講評でおっしゃっていました。『音楽の中でも合唱は言葉のある音楽なので、その言葉の意味を伝える側の心が動かないと、聴いている人に伝わるはずがない。言葉を伝えるのが合唱。そういう意味では、全クラスが満点です』まさにその通りです。どうやったらこの曲を伝えられるかを表現力として工夫したり、感情がこもっていることを強弱やクレシェンド、リットなどの手法を使ったりして、より強く訴えかけていくのだと感じました。
1年1組 それぞれのパートがバランスよくてハーモニーが大変気持ちの良い合唱でした。トップバッターにもかかわらず立派でした。気持ちが伝わる大切な友達を思う想いが良く届きました。
1年2組 迫力のある出だしの声からやる気をビシビシ感じました。リズム感も良くて元気でさわやかなパンチのある表現でした。のびのびと自分の声を表現できていました。
1年3組 言葉を丁寧に大切にして発声していて、歌詞が伝わるように歌えていました。男声が全体を良く支え、サビに向かってどんどん盛り上がっていくように工夫できていました。
2年1組 サビの美しさが際立つようにうまく構成されていてそこに向かうクレシェンド、ゆったりとしたテンポでの圧倒的な音量でCOSMOSの世界に惹きこまれました。ハーモニーも美しく各パートがしっかりと役割を果たしていました。
2年2組 よく練習をして、迫力とハーモニーの美しさ、響きが素晴らしい合唱でした。強弱が良く表現できていて、言葉一つ一つがよくわかるように大切に歌っていました。
2年3組 思いを込めて歌っているのがよく伝わってきました。汗や涙が君の未来をつくる!ということが胸に響きました。強弱やクレシェンドも意識して歌えていました。
3年1組 すべてのパートのバランスが良いので混声四部らしい美しいハーモニーが響き渡っていました。出だしの女声、2番の男声がとても丁寧でスケールの大きい難曲を曲想を考えてクライマックスに向かっていく表現力が大変すばらしい合唱でした。
3年2組 アップテンポで歌詞が多いにもかかわらず、言葉が丁寧ではっきりと良く伝わるように歌えていました。迫力とリズミカルが同居する難曲を良く歌いこんでいました。ラストもピタッと決まってさすがは3年生の合唱でした。
3年3組 歌詞がしみじみと伝わってくる感動の合唱でハーモニーの美しさが曲想をより盛り立てていました。情感豊かに歌いあげ、歌詞に込められた熱量がそのまま伝わってきました。
休憩中の3年生の練習風景です。緊張感と自信とやる気とが混在する一番素敵な時間かもしれません。
最後に音楽部が1曲披露してくれました。本当に素晴らしい歌声に聴き惚れていました。