学級パネル制作 着々と
2023年7月27日 09時08分
東中学校の県中学総体への挑戦は終了しました。全力を出し尽くし、最後まで粘り強いプレイで観客に感動を与えてくれました。これぞスポーツの醍醐味だと思います。今、中学校の部活動が揺れに揺れています。元々は、中学校の教職員のあまりにもブラックな勤務実態から教員の働き方改革の方策として、部活動を地域移行するなど、学校で抱えていた部活動を地域で育てようということだったのかもしれませんが、土日だけ地域クラブへなどといった現実離れした案が出たり、全国的にも様々な実証を行っったりしていますが、なかなか難航しているのが現状のようです。今年度の県総体からクラブチームの参加もできるようになりましたが、競技ごとにスムーズにいくところもあれば、市町村単位の枠まで超えた選抜チームの様相の競技もあったり、東予と南予でチームを作ってみたりと混乱している競技もあるようです。中学校部活動が担ってきた役割は勝利至上主義だけではなく、生涯スポーツの側面もあり、スポーツとの出会いの面も大きかったと思います。考え方は千差万別ですが、チャンピオンシップスポーツだけが目指しているものではないので、まだまだ揺れそうです。高校でもそれは同じで、地元どころか、様々な都道府県、または海外留学生から選手を集めているのが普通になっていることもありますから、そういう流れになるんでしょうかねぇ。
表題とかなりずれましたが、今年度の県総体も選手からたくさんの感動をいただきました。四国総体出場を決めた選手やチームも、全国総体出場を決めた選手も出ました。試合には敗れはしましたが、何より全力でぶつかる勇姿が目の裏に焼き付いています。ありがとうございました。これこそが部活動の醍醐味なんだと思います。人生の中でも悔し涙やうれし涙を流すシーンはそんなにたくさんあるわけではないと思います。真剣に向き合ってきたからこそ湧き出るほとばしる感情です。素晴らしい体験だと思いますよ。
学校では、2学期に向けて学級パネルが着々と仕上がってきています。みんな分担をして交代しながら頑張っていました。余談ですが、横綱サシガメの幼体が桜の木にいました。イラガっていう毒毛虫の天敵です。