数学1の3前田先生&理科3の2谷山先生 情熱あふれる研究授業公開
2023年12月13日 12時10分
1時間目は、数学の研究授業を前田先生が行いました。作図の応用の場面でしたが、とっても面白くてワクワクする授業でした。与えられたミッションをコンプリートしながら、お宝を探していくというゲーム性もあり、また難易度もレベル3まで用意されており、まさにチーム戦で行ってました。数学は、英語や国語と同様の翻訳術です。そういう意味では英語に一番近い教科です。日本語で書かれた問題をいかに効率的に数学の言葉に変換するのかが、問題を解くカギとなります。その言葉と数学の言葉をセットで覚えることができると、難問でも紐解いて正解にたどり着くことができるのです。今回の授業では、東中校区の地図を利用したおかげで、みんな俄然やる気に満ちていました。若い先生の情熱がいっぱい詰まった1時間でした。授業参観に来た先生方も中学時代に戻って夢中で解いていました。
2時間目は、3の2の理科を谷山先生が研究授業として公開しました。天体の分野で、月の満ち欠けを扱った授業でした。小学校5年生でも勉強しますが、天体の分野は謎が多く、生徒たちにとってもイメージが浮かびにくくかなり難しい内容です。自転や公転についても尽数関係にあることなど予備知識が必要だったりしますが、今日は月の見え方に特化して、それも理解度を深めるために実験を行いました。この実験が秀逸で、人間の目はいろいろな情報を補完してしまいますが、カメラの目はとても正確で、ここでタブレットを利用するのは効果抜群でした。昔はカメラを電子黒板につないで映して確認していたのを自分たちでできるのは効果絶大だと感じました。鬼滅の刃効果もあり、上弦の月や下弦の月、新月の謎まで全てがつながって組み立てられた情熱いっぱいの1時間でした。もちろん、今日学んだことが次の授業にもつながっていく前振りもあり、楽しい研究授業でした。みんなの「なるほど~」や「ほんとや~」などの表情がすべて物語っていました。