第76回 新居浜市立東中学校 入学式 ハイブリッド開催
2022年4月11日 15時00分
まだまだ高止まりの新型コロナウイルス感染症の影響で、御来賓の皆様の制限や、在校生のリモート参加など対策を講じなければならない状況の中、皆様のご理解のもと、無事ハイブリッド開催することが出来ました。早朝から真新しい制服に身を包んでわくわくドキドキしながら正門を通って登校していました。新しい出会いがスタートした瞬間です。式が始まると、さすが小学校で最高学年として1年間小学校をリードしてきただけあって、堂々とした姿で微動だにせず参加できていました。何よりも感動したのは、「礼」です。しっかりと3テンポでみんな揃って礼が出来ているのを見させてもらって感動しました。呼名にもしっかりと応えて、落ち着いていました。
校長式辞では、東中の先生方、先輩、地域の方々は全力でサポートしますと言うことと新入生のみなさんに2つのお願いをしました。1つめは「言葉」についてです。相手に思いを伝えるために必要な「言葉」は人に伝えるだけで無く、いつも自分も耳にするので、「もう無理、もうできない、どうせ私なんか」というような否定的な言葉ばかり聞いて(発して)いると元気は出ないですよね。みなさんの口から出る言葉は、「~がしたい、まだまだ出来るようになりたい、もっとうまくなりたい」と前向きな言葉を大切にしてください。「もう」と「まだ」の始まりの言葉だけでも印象は変わりますよね。前向きな言葉が習慣化すれば人はその通りの人物になっていきます。車や自転車でもそうですが、キョロキョロしてばかりいるとすぐに事故を起こします。しっかりと「なりたい自分」一直線で進んでください。
2つめは、言葉も含めて、考えるだけでは無く行動することです。思いだけでは相手や周りには伝わりません。考えたことを表現できる人になってください。379名の仲間にとげとげしい言葉を広げていくのか、美しい言葉をたくさん使って広げていくのかの一人一人の行動が学校の雰囲気を決定づけることになります。楽しい学校生活にするためにも、笑顔で「おはようございます」と自分から挨拶してください。「ありがとうございます」と心から感謝の言葉を伝えていきましょう。「大丈夫?」と仲間を気遣ってください。励まし合ってください。「一緒にやろうよ」と勇気付けてください。一人の力は集団を変える力があります。中学校生活の主人公はあなた自身なのですから東中を思いやりあふれる学校にするのはあなたの行動で決まります。と話しました。
誓いの言葉も大変落ち着いて堂々と立派な態度で述べていました。安川瑛太さんですが、あんなに大勢の前で緊張もしたと思います。でもそれを全く感じさせない話し方でした。素晴らしかったです。是非とも勉強に部活動にと全力で取り組んでください。
歓迎の言葉は、在校生代表の桐山愛可先輩がゆったりと話しかけるように丁寧に話してくれました。表情も声量もバランス良く中学校ならではの行事を紹介しながら話していました。まさに頼りになる先輩です。
クラスごとに集合写真を撮影し、学級で山のようなプリントに圧倒されながら、初日入学式の日を終えました。明日からがまた楽しみですね。