2年生が少年の日記念行事を行いました。お祝いの言葉でもお話ししましたが、全国的にも大変珍しい愛媛県独自の伝統行事です。祝辞の抜粋をします。
『~「少年の日」とは、14才になった皆さんが、自覚、立志、健康について、より深く考える日として、1964年に愛媛県社会福祉協議会が元服を参考にして立春の日を「少年の日」と定めて以降、県内に広まりました。皆さんを祝い、励ます日なのです。実は全国の中でも大変珍しい、愛媛県独自のイベントです。
2025年のこの年に皆さんが、元気にこの日を迎えることができたのは、今まで、皆さんを支え、育てて下さった保護者、ご家族、地域の方々、その他多くの方々のお陰であることに感謝しなければなりません。
14才といえば昔は、男子は「元服」女子は「もぎ」という儀式が行われていましたが、この14才という年齢のもつ意味を二つの面からお話します。
一つは、14才に達すると、自分で考え、正しく判断し、自分の行動に対して責任をもつことができる年齢であるとして、現在では「少年法」が適用されます。法律の上からも、一人前として認められるのが14才なのです。つまり刑事責任が問われ、逮捕される年齢ということです。また、成人の年齢が改正されたことや少年事件の凶悪さから、家庭裁判所での審判後に逆送されて、大人と同じ刑事裁判を受ける範囲も広がりました。そのため、有期懲役刑も最大15年だったのが30年まで延長されるなど、細かいところで厳しい処分が下されるシステムに切り替わりました。詳しくは少年法の改正を調べてみてください。
本日、少年の日を迎えた皆さんは、日々の言動に責任をもち、清く、正しく、たくまし生きていってください。
二つ目は、14才を中心とした前後2、3年は、急激に心と身体が成長し、一生の土台づくりをする人生で最も大切な時期なのです。幕末の志士で蘭学者でもあった橋本左内(はしもとさない)は、15才のときに、自分自身の戒めとして「啓発録」という五ヵ条の覚え書きを残しました。この中に「立志」という一ヵ条があり、「志を立てよ、人生の目標を立てよ」と自分に言い聞かせています。そして、国のために、社会のためになる人になれ、という志を述べています。
これまで、自分を育ててくれた社会や国に対して、恩を返すことが成人としての心であると考えていたのです。皆さんも是非、「志を立て」、その実現に向けて努力を重ねてください。あなたのためにあなたの成長のために努力することが周りみんなのためになります。人のためだなんて思わなくて構いません。
終わりになりましたが、保護者の皆様、本日は、誠におめでとうございます。これからもご家庭と学校が両輪となって、また、地域の皆様のご支援を賜りながら、子ども達の健やかな成長のために共に手を携えていけたらと思います。 今後ともどうかよろしくお願いいたします。
それでは、2年生のみなさん、14歳は二度とありません。どうか、今を精一杯生き、自分をしっかり鍛え、みがくことをお願いして、お祝いの言葉といたします。令和6年 2月 3日 新居浜市立東中学校長 山本 基二 』
決意作文から、全生徒の小さいころから今に至るまでの成長ぶりがわかるオリジナル手作り動画、そして学年合唱、そのどれをとっても愛と希望にあふれていて、目頭が熱くなりました。保護者の方も一緒に写真撮影に応じてくださり、素敵な一枚が記念に残りました。2学期にも感謝を伝えることの大切さを学びましたが、今回も改めてお世話になってきた人たちにちゃんと気持ちを伝えることができ、良かったなぁと思います。あっという間の14年間かもしれませんが、小さいころの写真を見直してみるとそれはたくさんの思い出がぎっしりと詰まった14年間だと感じましたね。









週休日ですが、各部活動、熱心に活動しています。卓球部から、小中学年別卓球大会新居浜地区予選の試合結果が届きました。
男子14歳以下シングルス
一回戦
吉澤さん 対中萩 3-0勝利 、永易さん 対中萩 3-0勝利 、伊藤颯さん 対南 3-0勝利 、佐名木さん 対泉川 3-1勝利 、新浜さん 対南 3-0勝利
二回戦
吉澤さん 対南 0-3敗退 、永易さん 対泉川 0-3敗退 、伊藤颯さん 対泉川 0-3敗退 、佐名木さん 対南 0-3敗退 、新浜さん 対中萩 3-0勝利
三回戦 新浜さん 対南 0-3敗退 (ベスト16に入り、3月8日の県大会進出)
男子13歳以下シングルス
一回戦 立花さん 対別子 2-3惜敗 、塩崎さん 対角野 0-3敗退 、伊藤雅さん 対別子 0-3敗退 、内田さん 対南 0-3敗退 、佐々木さん 対中萩 3-0勝利
二回戦 佐々木さん 対船木 1-3惜敗
個々に課題を見つけることができたので、次に向けてまた頑張っていきたいと思います。
男子バレーボール部は、高知県合宿で練習に励んでいるようです。

さらに女子テニス部からも試合結果が届きました。済美カップの報告です。
予選リーグ 対垣生中 1-2で敗北 対肱川中 2-1で勝利 1勝1敗で3チームが並び、得失点差で1位でトーナメント進出
決勝トーナメント 1回戦 対長浜中 2-1で勝利 2回戦 対篠山、一本松連合 0-2で敗退
メンバーそれぞれの成長を感じた大会になりました。今回見つかった課題を改善できるよう、一層練習に励んでいきます。


3年生は今年度から開始された県立高校の特色入学者選抜試験に朝から緊張気味で出かけていきました。かなりの生徒がチャレンジしています。もうすでに私立高校の推薦受検や高専推薦受検を終え、進路決定している人も出てきています。みんな中学卒業後の進む道を決めていく真っ只中で頑張っています。がんばれー!!3年生!!
ちなみに、農園ではなく、温室で育てているイチゴが大きな実をつけていました。農園の方は厳しい寒さでまだ花が咲いて小さい実が付いている程度でした。そういえばいちご狩りは大抵、ビニールハウスの中ですね。
1,2年生は、張り切って元気に授業を行っています。笑顔であふれていたり、真剣な表情で考えていたりと様々な表情を見せてくれています。最後は、ちょうど授業終わりで休憩時間の教室風景も撮影しているとちゃんとポーズを決めてくれました。ありがとう!!






今日、5・6校時に1年生が地域の先輩に学ぶ会を行いました。看護師・美容師・パティシエ・保育士の4つの講座のうち、生徒は2つの講話を聞きました。働くことの意義であったり、収入のことや必要な資格、卒業後の進路について詳しく知ることができました。また、美容師の講座では、パーマで使用する道具を使って実際に体験をさせていただきました。働くことの大変さと同時に、働く楽しみも感じることができたようです。限られた時間の中ではありましたが、講師の方々も工夫してわかりやすく話や実演をしていただきました。とても貴重な体験ができたと思います。次は、2月3日に警察署・消防署・飲食店・動物関係の4つの講座で話を聞きます。




一気に寒さが厳しい日になりましたね。山の下のほうまで積雪が確認できるくらい真っ白になっています。上部の方では結構、雪が降ったようですね。3年生はこの時間、全クラスで空き教室を割り振って面接練習に取り組んでいました。「なかなか慣れなくて緊張します」」とか「頑張るのですが、椅子に座って質問されると真っ白になります」とか「普段見知った顔の先生なのに、それでも当日を思うと緊張して汗が出ます」などなど、外待ちしている生徒にインタビューすると緊張感が漏れてきていました。受検モードで協力し合って頑張っていました。美術科では手の石膏モデルを作っていました。個性豊かな作品が仕上がりそうで楽しみです。道徳科の授業にもお邪魔しました。どのクラスの生徒もとても真剣で自分のこととしてしっかりと考えを深めることができていると感じました。カフートで大いに盛り上がっているクラスもあり、外の寒さとは対照的にどの教室も熱気に包まれているって感じでホットな空間でしたよ。




普段、当たり前のように使われている税金ですが、知っているようで知らないことが多いですよね。そこで、税のプロ、税務署職員の方に租税教室ということで出前授業をしていただきました。身近なところからわかりやすく丁寧に授業していただき、義務教育で使われている一人当たりの教育費が1000万円にまで及ぶということや、実際の1000万円と1億円を持参していただき(もちろん見本ですけど)量的なものも把握することができました。生活のあらゆるところで活用されている税金。みんなの生活を支え、社会の基盤となるものとして必要不可欠なものです。みんな深い学びがあったようです。


今週から、天気が崩れ、もう一度厳冬に逆戻りだそうです。2月は寒さが戻り、3月はもう春の陽気という長期予報。もう今年度もあとわずかで終了ですね。3年生は来年度のスタートに向けて追い込みです。1,2年生も進級に向けてもう一度、自分自身振り返る時間を確保していきたいですね。
体育の授業では寒さに負けず、汗だくになりながら元気いっぱい活動しています。見ているこちらまで元気になります。



今回は、出場団体が例年より多くて、朝から開始して夕方19時までアンサンブルコンテスト&フェスティバルが行われました。会場が愛媛県生涯学習センター県民小劇場で響きのいいホールです。我が東中音楽部は、午後からの4番目でした。Bloomというチーム名で2曲披露しました。どちらも無伴奏、アカペラで『みえないはばたき』と『春は来ぬ』です。ゆったりとした曲調で始まった1曲目は美しい声が会場中の隅々まで染み渡る感じでした。最後はしっかりとフォルテからもう一段上げてハッとさせられるような迫力あるものでした。2曲目は緩急を使い分け、旋律が決して揺るがない強さも感じられ、ラストのソプラノのつなぎは入れ替わっているとは思えないほどの大迫力の出来栄えでした。聴いているこちらの息ができなくなっていました。素晴らしい歌声を笑顔で表現できていて、1,2年生の部員たちがたくましく成長している姿を見ることができ、感激でした。あいにく歌っているときの撮影が禁止でしたので、歌う前の様子と、終わってからの安堵の表情をお届けします。


1月25日(日)に高津校区防災訓練が行われました。東中学校から9名の生徒が参加し、最初に全体で『油火災消火訓練、水消火器訓練』を行いました。その後、8つの訓練種目(けむりハウス体験訓練・土のう作り、チェンソーによる木材切断訓練、トイレカーの見学、エアーベッドの使用方法、簡易水洗トイレの組み立て方、使用方法、応急手当、防災グッズの作り方)を行いました。生徒たちは、防災士の方々の話を真剣に聞き、体験することができました。災害はいつ起こるかわかりません。いつ起こっても対応できるように、事前に準備をしておきましょう。



2年生はまたも秘密の特訓をしていました。3年生は、超緊張しながら高校受検の願書の下書きをしていました。この時に、正確な住所の書き方や公式文書の書き方を学ぶことになります。収入証紙といった生まれて初めて目にする切手のようなものにも遭遇します。それぞれにルールがあって、一つ一つ経験することになります。いよいよ中学卒業後の進路実現に向かって最終の追い込みです。頑張ってくださいね。


また、東中学校生徒代表で、生徒会長 近藤さんと保体委員長の伊藤さんのふたりが、これもまた生まれて初めての市議会場へ入場して、議員さんと新居浜の未来について意見交換をしました。全中学校代表者が一堂に集まって、それぞれ自分の持ち時間で意見を交換し合い、答弁まで行いました。議員さんたちも驚いていましたが、新居浜の産業、観光、財政、そして防災に至るまで多岐にわたる内容の意見が飛び出し、充実した1時間半となりました。この中から、未来の新居浜市議会議員が生まれて、将来の新居浜市を支える立場の人が出るといいですねぇ。これからも市民の意見を届けられるように、していきたいものです。



静まり返った教室の中で、鉛筆の走る音だけが響き渡っていました。この緊張感は独特ですね。3年生は本番の入試で少しでも雰囲気に慣れておくと焦ったり、実力を発揮できなかったりを防ぐことができるかもしれないですね。1,2年生はCRT標準学力テストを実施しています。ビックデータをもとに個人の学習分析を行ってくれるため、全国的な指標での自分の学力分析が行えます。テスト後の楽しみもありますよね。自分が感じていた苦手意識や得意分野の認識のずれも発見できるかもしれません。あと一日、しっかりと頑張っていきましょう。







美術の授業で取り組んだ別子飴パッケージデザインの代表作品を、別子飴本舗さんに展示させていただいています。この3年間、みんなの作品を見てきましたが、クオリティが高く、地元新居浜の伝統菓子である別子飴をモチーフにしたパッケージデザインは即採用されてもいいのではと思われるものばかりでした。今年度、満を持して、別子飴本舗さんに紹介することができ、展示までしていただくことになりました。ぜひ、時間があるときに訪れてみてください。店に入ってすぐ左側のスペースに展示してくださっています。



また、先日紹介した、県展で特選を獲った彫刻作品「風の音」が東中に来ました。美術科の近藤先生の作品です。躍動感のある作品ですが、とてもリアルに仕上げていて、短期間で制作したとは思えない凄い作品です。今は職員室前に展示してあるので是非とも鑑賞してみてください。一説によると教頭先生がモデルなのではと言われても納得してしまうほど、よく似ていて、モデルとなった人はいないそうですが、それほどリアルに彫られています。くれぐれも間違って彫刻のほうに話しかけないでくださいね。

給食の時間は、みんなのはじける笑顔があふれています。自分に合った食事量に調節をして、食べ盛りの成長期なのでおかわりも多めですね。見ているこちらもうれしくなります。命をいただくわけですから、自分の食べられる分は、感謝して残さず食べましょうね。






2008年7月に、地元の祭り「四国中央紙まつり」の中で、第1回書道パフォーマンス甲子園が開催され、その模様を『ズームイン!!SUPER』で放送したところ大きな反響を呼び、一躍その名が全国に知れ渡ることになりました。この実話を基に書道ガールズの映画が作られることとなり、2010年映画が公開されて一気に書道甲子園も脚光を浴び、今でも年に一回の書道パフォーマンスの全国大会を四国中央市三島体育館で行われるようになっています。この競書大会も毎年行われていて今年で14回目、普段の書道の腕前を発揮する場として小中学生書道家の登竜門になっている大会です。体育館一面に準備された書道スペースは圧巻で、普段自分が使っている半紙と墨ではないので、そのクセに戸惑うこともあるようです。本校からは3年生 神野優來さん、1年生 山崎心香奈さんが出場して、競書に挑戦しました。全部で390名程度の小中学生が出場しました。四国中央市だけではなく、新居浜市、今治市、香川県、徳島県、高知県からも出場する大きな大会でした。東中の二人が参加した第2部の前には、川之江高校書道部のライブパフォーマンスも見ることが出来、大迫力でした。書道の可能性が大きく広がっているなぁと感じます。まさにアートの世界です。




