防災教育研修会HUG & 生徒会リーダー研修会 & ソフトテニス学年別大会男子
2022年8月1日 16時19分
午前中は教職員の防災教育研修会として、防災士ネットワークの方たちを講師として、HUGを行いました。HUGとは、あの抱擁するハグのごろ合わせもあって、H(ひなんじょ)U(うんえい)G(げーむ)の頭文字です。災害で被災した際に、避難所を開設し、運営していくシミュレーションカードゲームです。ゲームといってもカードの条件が次々と現れ、実際に公民館や小学校、中学校が避難所となった際に、誰かが運営、連絡者となっていかなければなりません。もちろん、避難してきたらそれで大丈夫なわけはありません。誰かが何とかしてくれるなんて大間違いです。自助、共助が現場ではとても大切になります。たまたま旅行に来ていて被災するケースもあるとは思いますが、まずは、自分や自分の家族、そしてご近所さんたちが一斉に避難するわけですから自治会単位で勝手知ったる仲になっていれば、助け合えることも増えますよね。カードの人たちをうまく割り振りするのでさえ、猛烈に難しくて、たった200人程度の被災者でさえ、避難所をうまく回すのは大変です。それを思い知るゲームです。その時が来てからではもっとパニックになって助かる命も助からなくなります。さらにカードに書かれた人たちはしゃべりませんが、実際にはそれぞれの人たちごとに要望や配慮事項は細かく異なります。私自身4回目となりますが、何度やってもうまくいったとは思えないほど難しいと感じます。ただ、1回目より回数を重ねるほうが配慮事項や要領はよくなってくるものです。いろんなグループの方たちとHUGを行うと、それまでなかったアイデアが生まれることもあります。避難所に避難してきた人全部含めて一緒に考えていけるようになると、場所の割り振りや効率もうんとよくなります。こういった経験をしておくだけでいざというときに体が動くものです。
先生方は猛烈に真剣に、危機感と緊張感、焦りと不安感の中でこのゲームができていました。初めての先生方も多くて充実した研修会となっていました。
午後からは生徒会リーダー研修会が行われました。リーダーだけとはいえ、一度に参集することが難しいため、3か所に分かれてリモートで開催しました。とても手慣れていて、書画カメラを利用してビデオ配信しました。1限目は、「リーダーとは」という講話を校長が行いました。目標を決めて、達成するための実践方法を考え、実行に移していく「指導者」とか「統率者」がリーダーと呼ばれる存在であること、学級目標や生徒会スローガン、体育大会スローガンなど決めるためだけのイベントになっていないか、どの程度達成できているのか常に意識して反省や改善を加えていくことができているか。また、集団、チームとしていろんなタイプの人たちの個性を把握し、受容し、適材適所で活躍の場を提供して、みんなのニーズに耳を傾ける、コミュニケーションを大切にすることで情報を収集することができるとみんなで目標を達成していきやすいというようなお話をしました。ざっくりまとめすぎてわかりにくいかと思いますが、みんながリーダの自覚をもって研修会を進めていました。その後体育大会のスローガンも決定しました。3年3組の案 「花様年華 ~青春を楽しめ~ 」でもともとは台湾映画のタイトルに使われBTSの曲名にもなっている言葉のようですが、3年3組から「人生の中で最も美しく輝く時を意味する「花様年華」」の言葉のようにこの青春時代の体育大会を美しく輝く時間にしたいという思いを込めたと説明がありました。しっかりと話し合い、2学期以降のことの見通しを立てることができました。
カンカン照りの中でしたが、愛媛県中学生学年別ソフトテニス東予東地区大会が行われました。男子ですが、なんと1年生の部で合田蒼甫、森 怜仁ペアが優勝しました。おめでとうございます。対戦相手だけでなく、暑さとの戦いでもあった大会でした。最後までペアで声かけて頑張っていました。県大会へのキップを手にいれたので、ペアで修正すべき点を確認して、ベストの状態で望んでほしいと思います。頑張ったねぇ(n*´ω`*n)