地球の上に生きる ー80カ国で出会った人々ー 中矢 匡様
2023年3月10日 18時00分
お忙しい中、何とか都合付けていただいて、1,2年生のみんなに「地球の上に生きる ー80カ国で出会った人々ー」という演題で、中矢匡さんに講演会をしていただきました。ご自身の経験から、私たちに向けて真っすぐな、それでいて正直な苦悩も含めて丸ごとをぶつけていただきました。世界中の国を回って命がけの旅をする中で、日本で暮らしているだけでは全く感じられない価値観の違い、生活水準や文化の違いに戸惑い、馴染み、触れたことでしかわからない葛藤などをわかりやすく丁寧にお話ししていただけました。もう中矢さんの人間性まるごとに飲み込まれた1時間でした。「私にも何かできるかも」「私でよければ、誰かの何かの役に立たせてもらいたい」などの心の変化が感じられる、『生きるとはどういうことなのか』をじっくりと考えさせられる時間にもなりました。
出だしは、世界中の友人を紹介しますと、民族衣装を着たゲストが紹介されたのですが、一番手の役になった阿〇先生があまりにも似合いすぎていて、しばらく生徒たちも現地の人かと思うほど馴染んでいました。そうかと思えば、ハリーポッターで呪いの呪文をかけてそうな人やドレスをまとってとっても様になっている人などの姿を見て、みんな笑顔にあふれて始まりました。
またウクライナの子供たちへの支援の話題もあり、私たちにもできることがあるという身近で手の届く支援活動を知ることもできました。世界中の大半の人が苦しんでいる日常を、これだけインターネットやメディア、テレビが普及していても報道されたり紹介されることは本当に少ないのが現実です。こうした中矢さんの講演活動などを通して知る機会も限られています。私も若いころ「世界がもし100人の村だったら」という本やDVDに出会って、授業でたくさん取り組みました。人権同和問題学習で「ちがいのちがい」という授業でも考えを深めました。また東京民際(NGO)センターの書き損じはがき活動を行って、タイの中学生への奨学金制度を行ったりもしてきました。相手の顔が見える活動はとてもやりがいがあって、長年続けています。私たちにも何かできることがあるという、自分の命を誰かの役に立てたいと、それが生きがいになるかもしれない。そんなスイッチがこの講演会で作られ押されたかもしれないと思わせてくれた1時間でした。本当にありがとうございました。


