強さと優しさとは・・・。 ~2つの研修会から学ぶ~
2021年6月25日 18時38分




『夏至』を迎え、字のごとく、いよいよ本格的な夏が始まるのでしょうか。今週は、日差しが減り、湿度の高いぐずついた1週間になりました。23日(水)から始まった期末テストの手応えはどうでしたか。来週から、テストの返却が始まりますが一喜一憂せず、継続した学習を進めていきましょう。
さて、今週は、2つの研修会がありました。20日(日)には、人権・同和教育基礎研修会を、市人権教育課指導員の小笠原忠彦先生(前北中学校校長)を招聘して、『人権の視点』を演題に研修会を行っていただきました。「鬼滅の刃」をうまく利用していただきながら、身の回りに存在する人権課題を提示していただき、差別をなくすために必要な人権意識の必要性について話していただきました。人権とは、『誰もが生まれながらにして持っていて、人として幸せに生きていくための権利』です。私たちの考え方や生き方に優劣はありません。まずはあなたの周りにいる人を大切にしてください。と優しく語られた言葉が印象に残りました。
24日(木)は、元関西学院大学大学院教授(元文科省調査官)の横山利弘先生を招聘して、『道徳の授業の在り方』について、東中の先生方の研修会を行いました。子どもたちの心に向き合い、その心にどう語りかけていくか、日頃の実践の悩みや課題を共有し、その解決に向けて読み物資料を利用しながら、具体的に道徳の授業づくりについての勉強会を行いました。自分の学校のことのように、授業の進め方に対して熱く講義していただきました。2つの研修会は、「花菖蒲」の花言葉にある「情熱、伝言、優しい心、信頼」が一杯詰まった研修会でした。東中にとって、お互いを高め合うためのたくさんのエネルギーをいただきました。小笠原先生、横山先生、貴重な時間と貴重なお話を本当にありがとうございました。
週末は、不安定な天候が続きそうです。局地的に雨の降り方も強くなる時間帯も予想されています。外出する際は十分気をつけてください。それでは、来週も『元気に登校』『笑顔で下校』です。楽しみに待っています。

