県総体陸上競技1日目です。東中からは、3年生 大西海優さんが走り幅跳びに出場しました。先日の通信陸上競技大会で、県中学新記録を樹立したばかりですが、今回もやってくれました。見事自身の持つ県中学記録をさらに更新して圧倒的な差で優勝しました。記録は、5m67でもちろん大会新記録です。うまく助走が合えば、まだまだ記録を伸ばすことが可能な大西さん。四国総体と全国大会でさらに記録を伸ばすことに期待できます。実力的には6m00ジャンパーも夢というよりは実現可能な目標です。素晴らしい試合でした。


全日本合唱コンクール愛媛県大会が砥部文化会館で行われました。ギリギリ滑り込んで聴きに行けました。やはり、始まった直後に声の質の違いが浮き彫りになりました。まだまだ伸びしろがあると感じていた東中音楽部ですが、この数日の間にも急成長していました。毎年のことですが、ほんとに難曲を選びます。でも難曲だからこそ、歌いこむほどに表情を作ることができ、歌詞を読み込むごとに、表現の幅が広がっていきます。昨年までも、県、四国、全国と進むにつれ、完成度が上がり、とても細かいところまでこだわり抜いて仕上げるんです。今年も美しい歌声の方向性は全く変わりなく、メンバーはガラッと変わっているはずなのに不思議です。それが片岡マジックなのだと思います。ぞくぞくするような素晴らしい合唱で見事『金賞』を獲得し、9月1日に行われる四国大会へ進むことが決定しました。これからさらに様々な表情を見せてくださいね。





熱い暑い、夏が始まりました。今日は県総体、男子ソフトテニス個人、野球1日目、ハンドボール2日目が行われました。ソフトテニスは合田蒼甫・森怜仁ペアが3対4で惜敗しました。野球は一回戦が行われ、4対11で残念ながら敗退しました。猛暑の中、チームが一丸となり、最後まであきらめず戦い抜いた姿は大変すばらしかったです。本当にお疲れさまでした。ハンドボールは2勝1敗で3チームが並び、得失点差で準優勝になりました。四国大会出場です!おめでとうございます。応援ありがとうございました。




1学期の終業式を迎えました。思い返せば、あっという間の1学期でした。よくよく考えると本当にたくさんのことがありましたが、充実していたのだと思います。時間の流れは人間の意識によって感じ方が変わるようです。
東中音楽部の挑戦が始まります。今週の日曜日に全日本合唱コンクール愛媛県大会が行われます。その時に披露する曲を激励会で演奏してもらいました。毎年、全国大会に出場している伝統校ですが、メンバーは毎年入れ替わり、合唱伝統校としてのプレッシャーも大きいと思います。令和6年度の音楽部の挑戦は今から始まります。一音一音にこだわり、ブレスのタイミングまで計り一体化する、音の艶、フォルテッシモからピアニッシモの落差とスピードを操り、集団であって集団でないひと塊、各パートが一音となってハーモニーを重ねる妙技、伴奏との一体感、その合唱の奥深さを知らしめて来てください。会場中がため息であふれんことを願っています。





終業式の式辞では、主に3つの話をしました。
1つ目は幸せの話です。『この1学期に過ごした時間は戻ることもやり直すこともできません。ゲームならセーブポイントからやり直したり、リセットしたりすることができますが、リアルな世界ではもちろんできません。だからこそ毎日の1分1秒、その時々での判断が大切になってきます。みんな幸せな時間を過ごせましたか?よく幸せになりたいと言っている人がいますが、幸せはなるものではなく、今この時の幸せを感じることができるかどうかなのです。幸せだと感じられる心を育て、二度と戻らない今に感謝できる人が幸せをつかんでいる人です。私の七夕の短冊は「幸せを感じる心」にしました。私自身、自分の母校である東中に勤務できて3年目ですがみんなに出会えて幸せだと感じる毎日を過ごしています。みんなのおかげです。ありがとうございます。』でした。
2つ目は、『努力に勝る天才なし』の言葉についてです。『みなさんは『努力に勝る天才なし』という言葉を聞いたことがありますか?では、どういう意味でしょうか?少し隣近所の人と予想してみてください。意外と勘違いしている人が多いので、答え合わせしますね。よく「天才でも努力した人には勝てないとか、天才でも努力しないと勝てない」などと思っている人もいますが、実は違います。『天から授かる人間に与えられた才能のうちで、努力するという才能に勝るものはない』という意味です。例えば、猛獣のライオンやクマは努力して走るのを速くしたり、筋トレをして腕力を付けたりすることはありません。見たことないでしょ?クマが腹筋したり、ライオンが腕立て伏せしたりするの。人間に与えられた才能のうち、努力するという才能が一番すばらしいという意味なんです。努力という才能を持つことが最高だということなのですが、その努力を継続することはこれまた難しいことでもあります。努力したことが必ず報われることもありません。スポーツなら正しい方法でトレーニングしないと成長しません。それは勉強でも同じです。ただ机に向かって勉強すれば学力が向上するわけではありません。それでもこの才能を使わない手はありません。ぜひ努力の人になってください。』です。
3つ目は、人を傷つけないということです。『これは中学生だからとかではなく人として人を傷つける行為を絶対にしないということです。「知らなかった」とか「そんなつもりじゃなかった」なんていうのは言い訳にすらなりません。自分の行動が相手にどんな影響を与えるのか、必ず想像をしてください。特にトラブルのもとになっている、SNSの使い方、インスタやティックトック、ライン、掲示板サイト、ネットゲームへののめりこみなど、今一度、使い方を考え、誰かがつらい思いをすることがないように気を配ってください。さらに、あなたのことをひどく傷つけるような言葉や暴力、暴言や誹謗中傷に心を悩ませる必要はありません。そんなクズの言うこと、することに惑わされず、あなたを支えてくれる人の言葉に耳を傾けましょう。あなたのことを大切に思っている人は必ずあなたのそばにいます。それに気付くアンテナを持つことも大切ですよ。私たち教師は、あなたたちの安全を守るために精一杯できる限りのことをいたします。皆さんもこれらのことを真剣に聞き届け、真剣に自他の命を守る行動をしてほしいと思います。』です。
素敵な時間を過ごせる夏休みであってください。「♫ 何か一つでも夢中になれるものを何か一つ胸に持ってみろよ♬」


保護司会の方々にご協力いただき、社会を明るくする運動の一つとして、作文と標語の優秀作品表彰式を行いました。またそのあと、新居浜警察署生活安全課の山下様を講師にお招きして、『SNSトラブル・犯罪の現況について』という演題で講演をしていただきました。
作文は3年生 請井 凛花さんが表彰され、みんなの前で作文を披露しました。標語は1年 伊藤 孔晶さん、2年 秋月 咲祐さん、3年 木岡 航真さんがそれぞれ表彰され、標語に込めた思いも含めて発表しました。
講話は、SNSトラブルの現状や身近な問題として感じられるリアルな情報と対策など詳しく教えていただきました。闇バイトの泥沼のような様子までお話いただき、他人ごとではなくいつ巻き込まれてもおかしくない状況なのだという認識をすることができたと思います。加害者にも犯罪者にもならないことはもちろん、被害者にならないためにも、便利なスマホの使い方、付き合い方を考える良い機会となりました。ありがとうございました。






