4月以来の参観授業日でした。普段の授業の様子を参観していただいた感じです。様々な教科の学習を公開しました。子どもたちの活躍の様子は見られたでしょうか?ぜひともお家で話題にしていただければと思います。




授業後は、人権・同和教育基礎研修の講演会を行いました。新居浜市教育研究所指導員である眞鍋 慶子先生に、みんなに分かりやすい資料を厳選していただき、私たちが差別者にならないためにしなくてはならないこと、今から私たちができることを考える時間となりました。
本当にわかりやすい講演内容で、ちょうど、先日の校内弁論大会と内容が重なる部分もあり、タイムリーでした。それぞれの人の心の痛みは他人と比べることができない絶対的な唯一無二のものであるということ。自分の物差しで他人の心の痛みを図りがちで、自分の価値観を押し付けがちなため、相手がもう少し頑張れば・・・などといった間違った解釈をしてしまうことがあるなど、日常生活に即したことでした。それこそ外見がみんな違うように、顔や手の長さや身長、体重、髪の毛の色や足のサイズや歯の大きさまであらゆる外見が違っているように、心の中も違っていて当たり前。でも特に日本人は外見が似ているというだけで、自分と他人を似ていると勘違いし、違いを認めて受け入れたがらない傾向にあります。仲間意識という良いイメージのものでさえ、つい色んなものをひとくくりにしてしまう脳みその癖に騙されてしまいがちです。そうならないためには違いを尊重し、視野を広げる勉強をしていかなくてはならないのです。六曜とか北枕などの科学的根拠の全くないものにとらわれて偏見を生み出すもとになってしまう場合もある、同調圧力に負けてしまわない毅然とした心を鍛えることの大切さを学びました。清めの塩などといったびっくりするようなナンセンスな風習に惑わされている人もまだまだたくさんいる。
ごめんなさい、また長文乱文になりそうなので、大切なのは、今日今から私にできることを考え、差別をなくす行動をすることです。人権のためにできる小さなアクションが世の中すべての人を幸せにするということを強く心にとどめ、実践してほしいと願います。


