第3学期始業式と生徒会引継式
2026年1月8日 10時14分初春のお慶びを申し上げます。今日から令和七年度第3学期が始まりました。始業式では以下のような式辞を生徒の皆さんに伝えました。
式辞
三学期の始業にあたり生徒の皆さんに伝えたいことをお話しします。
二学期の終業式でもお話ししましたが三学期は次のステージの零学期です。来年度の自分の姿はしっかりイメージできていますか。「どのようなことに挑戦していますか。」「どんな表情で生活していますか。」「どのように成長していますか。」といったように具体的にイメージしてみましょう。「想像を超える」という言葉もあるようにまずは想像しないとそれを超えることはできません。自分の成長に一人一人が自信を持って期待してください。
さて、令和八年を迎え、心新たな皆さんに「慎獨」という言葉を紹介します。これは儒教の教えにある「君子は必ずその独りを慎むなり」からきている言葉です。意味は「一人でいる時や誰も見ていない時でも、自分の行動を慎み、心を正しく保ち、道徳に反するような行動をしない」ということです。
広瀬記念館の伊庭貞剛の展示場にもこの「慎獨」という言葉が掛けられています。誰も見ていない時は自分の考え方や行動が一番見えやすい場面でしょう。しっかり自分自身と向き合いたいものです。伊庭貞剛は皆さんのご存じの通り、別子銅山二代目総領事として赴任し、煙害問題の解決に心血を注いだ人物で、世界に類を見ない植林事業を行った方です。新居浜を去る時に親友の品川弥次郎にあてた句「五か年の跡、見返れば雪の山」(赴任して五年になるがただ変わらず雪の山があるだけだ)という自分が取り組んだ事業のことに触れない謙虚で潔い言葉に「月と花とは人に譲りて」と下の句を足して伊庭貞剛に送ったエピソードがあります。驕ることなく生きた伊庭さんの姿勢とそれをそっと見守った親友の姿に胸を打たれます。私たちの東中学校も仲間のさりげない優しさや誠実さにそっと気が付き称賛できる。そんな温かな場所であってほしいと思います。
さて、新しい年が明けました。今年が東中学校の生徒一人一人が大きく成長し、新たな才能や個性を身に付ける年になることを願い式辞といたします。
令和八年一月八日
新居浜市立東中学校 校長 佐薙 征二
その後、生徒会役員の引継式を行いました。3年生の生徒会役員の皆さんは本当に東中学校のことを考え、率先して学校行事などに取り組んでいただきました。また、日常の生徒会活動にも熱心に取り組みました。あなた方の姿勢が、きっと後輩たちや新生徒会役員に輝きとともに残り、更に東中を発展させていくと思います。新生徒会役員の皆さんに任命書をお渡ししましたが、全員生き生きとした表情で登壇していました。頼もしいことです。全校生徒の皆さんの力を結集して、東中を素敵な場所にしていきましょう。