R6 ブログ

市長旗・杯争奪新居浜市中学校選手権大会(剣道)

2025年4月19日 14時12分

 他種目より一足先に標記大会の剣道が南中学校体育館で行われました。今年度初めての公式戦とあって、選手の皆さんはやや緊張気味の試合展開でした。結果は女子個人戦で山崎さんが準優勝神野さんは1回戦で延長の末惜敗でした。剣道は打突(攻撃すること)するときに隙が生まれます。自分勝手に打突してもなかなか1本になりません。自分が優位な状態で間合を詰めて攻撃することが大切です。市総体に向けて課題を見付けることがこの大会の目的でもあります。課題を見付けたらその解決に向けて具体的に稽古法を考えて実践してくださいね。「汝の剣の短きを憂うことなかれ 一歩踏み込みその短を補え」そして大切なのは「勇気」ですよ。がんばれ。

0419 市長旗

暖かい春の日のれんげ祭り🌼

2025年4月19日 11時13分

 ぽかぽかとした春の日差しの中、南沢津保育園東側のれんげ畑で「れんげ祭り」が行われました。ビンゴゲームやけん玉、お手玉、コマ回しなど昔の遊びを楽しむ子どもたちがたくさんいました。きれいなれんげに囲まれ、参加していた生徒の皆さんも笑顔で楽しんでいました(^^♪

0419れんげ祭り組み写真1

0419れんげ祭り組み写真2

身体測定

2025年4月18日 19時29分

 身体測定がありました。もっとたくさんの写真で紹介したかったのですが、、、すいません。自分の成長を数値で見ることができることって実はすごいことなんですよね。「重さ」「高さ」「温度」「速さ」などは目に見える訳ではないですよね。重さ、長さ、温度、時間などの基準を決めることで目に見えるものに変換している、つまり数値化しているのですよね。人間の知恵ってすごいと思います。お陰で自分の成長の記録を保存することができますよね。保護者の皆様もこの中学校3年間での成長には目を見張るものがあったと思います。お子様の成長の記録、大きくなったら懐かしいと感じるのでしょうね。

0418 身体測定①

0418 身体測定②

清掃の風景

2025年4月17日 19時01分

 「自分で使ったものはきれいにしましょう。」よく聞く言葉ですがそれは小さな空間や物に対してでしょうね。学校のような広い場所では自分の使ったところをすべてきれいにすることは不可能ですよね。だから、分担してお互い様の精神で清掃を行うのですね。丁寧に掃き掃除をしている生徒力いっぱい体重をかけて拭き掃除をしている生徒など見ていて気持ちが晴れやかになります。清掃は黙って行う「黙働」が呼び掛けられていますね。なぜ、黙って清掃をするのでしょうか。私は、自分にできることに「気付き、行動する」練習だと思っています。何かを言われて行動するのではなく、周りを見て、自分が協力することで誰かを助けることができることを見付け、行動に移すことってすばらしいことだと思いませんか。今も清掃を頑張っているのですが、明日から少し清掃の取り組み方がよりレベルの高いものになるとうれしいですね。

0417 清掃風景①

0417 清掃風景②

0417 清掃風景③

登校風景と授業風景

2025年4月16日 11時00分

 登校風景です。1年ぶりに東中学校前の横断歩道に立ちました。ドライバーの方々も生徒を見ると車を止めてくださいます。生徒の安全な登校に御協力いただき、ありがとうございます。生徒の登校時間が早くなっていると感じました。時間に余裕を持って行動することが事故防止につながりますよね。元気な挨拶も朝から清々しい気持ちになります。日本の挨拶は「おはようございます」「こんにちは」「こんばんわ」これらすべてに「いかがですか」相手を気遣う言葉がつながります。相手を思いやる気持ちが込められているんですね。海外の言語学者の方が世界で一番美しい言葉は日本語の「さようなら」だと言っていました。別れの辛さを相手に感じさせない、「そうですかそれなら」と相手を思いやる気持ちにあふれた言葉だという理由だそうです。美しい言葉にあふれた中で生活していきたいですね。

 3年生の社会科の授業風景です。今年から新規採用された空谷先生の授業です。生徒たちもタブレット端末を用いて楽しみながらも真剣に授業を受けていました。2年生の英語科の授業にも少しお邪魔しました。こちらもタブレット端末を用いて学習内容の復習をしていました。間違えたところは見直しをしてくださいね。

0416 登校風景

0416 授業風景

授業風景

2025年4月14日 18時59分

 今日は、2、3年生の授業風景を掲載します。どの教室も明るく学びを進めている生徒たちの声が聞こえていました。電子黒板を有効に使って授業を進めていました。本当に便利になったものです。学習内容を定着させるためには「分かった」「理解した」「身に付いた(定着した)」までが大切ですよ。しっかり復習してくださいね。

0414 授業風景①

0414 授業風景②

今日の主役は1年生

2025年4月11日 19時30分

 1年生は中学校初の給食でした。やはり配膳に手間取っていましたね。ゆっくり食べる時間はあったかな。シューマイ麻婆豆腐、炒めナムルご飯果物と中華風でしたね。おいしい給食の後は「生徒会入会式」がありました。各専門委員会の活動内容の説明を受けた後、3年生と2年生から帽子クリアフォルダを贈呈されて、晴れて東中学校生徒会に入会です。学校生活をより良く、みんなが快適に過ごせる場所にしていきましょうね。その後は「部活動紹介」がありました。東中には全部で18の部活動があります。部活動見学もしっかり行って、自分に合った部活動に入部してくださいね。本当に1年生は盛りだくさんな1日でしたね。週末に疲れをしっかりとってくださいね。

0411 給食当番①

0411 給食当番②

0411 入会式①

0411 入会式②

0411 部活動紹介①

0411 部活動紹介②

0411 部活動紹介③

1年生交通安全教室・全校自転車点検

2025年4月10日 17時01分

 本日、5校時に1年生対象に交通安全教室が行われました。自転車安全利用五則、①車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先②交差点では信号と一時停止を守って、安全確認③夜間はライトを点灯④飲酒運転は禁止⑤ヘルメットを着用についてお話してくださいました。6校時は全校で自転車点検を行いました。安全に自転車に乗るためにも普段から点検や整備を忘れないようにしましょう。

 点検・整備のポイント!『ぶたはしゃべる』ぶ⇒ブレーキ た⇒タイヤ は⇒反射板 しゃ⇒車体 べる⇒ベル だそうですよ!(^^)!

04101年交通安全教室組み写真

0410自転車点検組み写真1

0410自転車点検組み写真2

令和七年度 入学式

2025年4月9日 19時25分

 本日、新居浜市立東中学校に新たに110名の仲間が増えました。ようこそ私たちの学び舎へ、式典は新入生と2、3年生ともに姿勢正しくすばらしい立ち居振る舞いで厳かな式典になりました。これからの新入生の成長を願い、私が式典で述べた式辞を掲載いたします。

 四国山地の雪も解け、草花が春の到来を告げている今日の良き日に愛媛県議会議員永易英寿様はじめ、多数のご来賓の皆様のご臨席を賜り、新居浜市立東中学校に新たに百十人の生徒をお迎えすることができますこと、誠にうれしく感じております。

 本日入学された皆さんはこれから自分の三年間で、「自分の個性は何か」見付け、それを伸ばしていく期間となります。運動や学習だけではなく、人を思いやることや協力しようとする心の成長も大切です。

 まず、学習についてお話します。本校の正門を入ってすぐのところに「学びて思い、思いて学ぶ」と印された石碑があります。これは儒学の祖である孔子の言葉に由来します。知識と深く考えることが両輪となってはじめて良い考えにたどり着くということです。   

 次に心についてお話します。室町時代の能楽師である世阿弥が著した「花鏡」の中に「初心忘るべからず」という言葉があります。この言葉は「何かを始めた時の意気込みや熱意、謙虚さを忘れてはならない」という意味でよく使われますが、もう一つの意味があります。「知識や技能を持っていなかったときの悔しさやこれまでの努力を忘れてはならない」という意味もあります。自分を成長させるということはこれまでにない力を身に付けていくということになります。その中で悔しさや辛さを感じることもあると思います。そんな時は今、この式場にいる地域の皆様保護者の皆様、そして二、三年生の先輩を頼ってください。必ず皆さんを支え、応援してくれます。

 結びに、本日お子様の中学校入学を迎えられました保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。幼い頃からの思い出がよみがえり、喜びもひとしおのことと拝察申し上げます。これからの三年間は体も心も大きく成長し、大人になる準備が少しずつ進んでいきます。温かな環境の中でお子様の成長をともに喜びあえますよう、今後も本校の教育活動への御理解と御協力をお願い申し上げますとともに生徒の皆さんの成長と安全東中学校教職員一同全力で取り組むことをお誓い申し上げ、式辞とさせていただきます。

令和七年四月九日

新居浜市立東中学校 校長 佐薙 征二

0409 入学式①

0409 入学式②

0409 入学式③

0409 入学式④

0409 入学式⑤

着任式・始業式

2025年4月8日 17時54分

 いよいよ令和七年度がスタートしました。まずは着任式を行いました。新たに7名の先生方が東中学校の仲間になりました。(3年生の皆さんには見覚えのある人も1人混じっていますが…)明るくて元気いっぱいの東中生とともに活動することが楽しみでしょうがない感じがあふれていました。

 その後令和七年度の始業式を行いました。私が生徒の皆さんに伝えた式辞を掲載しておきます。

式 辞

 令和7年度を迎えるにあたり生徒の皆さんに伝えたいことをお話しします。生徒の皆さんは「自分の嫌がることは他人にしてはいけない。」という言葉を聞いたことがありますか。この言葉の中には少し矛盾があると思っています。自分の嫌がることというのは人それぞれ違います。自分が良いことをしていると思っていることも相手によっては嫌なことかもしれません。また、その時その時の心の状態で感じ方も変わるものです。

 つまり、自分の尺度や感覚で人と接していては人間関係が良好になるはずはないのです。思いやりの心とはお互いがお互いの個性を理解しあう相互理解のことです。そうすれば互いの良いところやカバーすべきところが分かります。

 たくさんの歌手がカバーしている「レイズ・ミー・アップ」という楽曲があります。その中の和訳を紹介します。

私が山の上に立っていられるのは

あなたが背中を押してくれるから

嵐の海を歩けるように

あなたが背中を押してくれる

あなたが一緒にいてくれるから私は強くなれる

私が私以上の存在になれるのは

あなたが背中を押してくれるから

 「一緒にいるだけで強くなれる」「私が私以上の存在になる」という言葉にはお互いを信頼する気持ちを感じませんか。そんな仲間の輪が東中学校に広がっていくことを希望します。

 新しい学年のスタートです。昨年の自分自身を、昨日の自分自身を、さっきの自分自身を少しでもいいから超えていき、互いを高めあう、そんな東中生になることを願い、式辞といたします。

 明日からは新入生が登校しますね。良き相談相手として、良き伴走者として後輩を支えてくださいね。入学式準備を一生懸命している姿を見て、安心していますよ。明日の式典が温かな空気に包まれたすばらしい式典になることを願います。

0408 着任式・始業式①

0408 着任式・始業式②

0408 着任式・始業式③

令和6年度 最終日

2025年3月31日 17時07分

 この3年間、ほぼ毎日ホームページをアップしてきました。東中のみんなの笑顔や真剣な表情、学校行事にとどまらず、普段の様子などを発信して、みんなが頑張っている様子を知ってほしい一心でした。生徒も先生もあらゆる人たちが、毎日充実した生活を送っていました。その様子をカメラに収められたことはとても幸せなことでした。この3年間で撮影した枚数は21万枚にも及びました。カメラのシャッターも壊れるはずです(笑)保護者の方や先生の保護者の方まで見てくれてコメントまでいただいて、励みになることも多かったです。今日をもって令和6年度のホームページは終了です。みなさん大変お世話になりました

0331 風景1

令和6年度 東中学校離任式

2025年3月27日 14時29分

 3月27日、令和6年度東中学校離任式が行われました。今年度、東中学校から10名の先生方がご転任、ご退職されることになりました。体育館で行われた離任式では、たくさんの卒業生のみなさんも出席してくれました。在職年数もいろいろですが、先生方には授業の学びはもちろんのこと、学校生活や部活動を通じて、努力することの大切さ、仲間と助け合うことの喜びなど、数えきれないほどの大切さを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。感謝の気持ちで一杯です。新しい場所でのご活躍を心からお祈りしております。

0327離任式組み写真1

0327離任式組み写真2

0327組み写真3

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下校風景

2025年3月25日 13時30分

 下校風景です。みんなとっても嬉しそうな顔で帰路につきました。いつカメラを向けてもニッコリ笑顔でポーズをとってくれる人が増えました。「ホームページに載せてくださいね」という言葉つきです。ありがたいことです、ホームページを見てくれているってことですよね。毎日のようにホームページを更新してきた甲斐があります。みんなの生き生きとした表情は見る人に元気とやる気を与えてくれます。ありがとうね。

0325 下校風景1

0325 下校風景2

0325 下校風景3

0325 下校風景4

令和6年度 修了式&表彰&2年学年動画

2025年3月25日 11時49分

 令和6年度修了式が行われました。昨日の積み残しの表彰も少しだけ行い、2年生は修了式後に学年動画を視聴していました。今日の式辞では、今年度のみんなの頑張り、活躍の様子などお話して、春休みの生活についての約束をしましたね。そしてみんなが持っている『素晴らしい力』について話しました。抜粋します

 「最後に、『すばらしい力』についてお話しします。地球上にはものすごい種類の生き物が生活しています。トンボにしろ、蟻にしろ、蛇にしろ、クマムシやネムリユスリカにしろ、みんな不思議な力というか素晴らしい力かなぁ、素晴らしい力が生きているもの全部に与えられています。コウモリは超音波を発するし、蟻が自分の体重の何十倍もの重さを持ち上げられます。クマムシやネムリユスリカは真空でマイナス273℃の宇宙空間でさえ死なずに生きながらえる能力が備わっています。テラフォーマーっていう漫画にもあったようにその特殊能力を合体する憧れを持っている人やキメラとか本気で研究している人も、いるかもです。ただ、その生き物の中でも人間はまたすばらしい。なぜかというと動物としての生きる力の他にそれぞれが別の能力を与えられているからです。絵の上手な人、歌の上手い人、人に寄り添い上手な人、足の速い人、手先が器用な人などなど。自分の中にすばらしい宝物をどんな人でもみんな一人一人持っています素晴らしい力を持ってない人間はいない。君も、君も、あなたも、何かはわからないけどみんな素晴らしい力を持っているのです。そしてその素晴らしい力を発揮するために、勉強したり本を読んだり運動したり練習したりして大きく成長し自分でもはっきりと感じるようになるのだと思います。あなたには、素晴らしい力があるのです。その力を是非鍛えて、自分と周りのために役立ててください。今日を境に、皆さんはまた新たなスタートをします。勇気と自信を持って、二度と戻らない時間を充実させてください。」

でした。来年度新学年となって4月の始業式には、全員が元気で、一学年進級した立派な姿で登校することを願っています。

0325 修了式1

0325 修了式2

0325 修了式3

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R5 ブログ

授業風景

2023年6月14日 16時34分

 昨日の弁論大会の熱が冷めやらず、心がポカポカしている今日です。階段掲示も良くしみわたります。

「心で見なければ、ものごとはよく見えないってこと。 大切なことは目に見えないんだ。」ジーンときます。

 3年生の数学の授業でした。ひりひりするような真剣なまなざしと張りつめた空気感の中、みんな頑張っていました。 

胸アツの校内弁論大会

2023年6月13日 16時15分

 各学年から2名ずつの代表者が弁士として弁論大会を盛り上げてくれました。レベルが高くて驚きとうれしさとでテンション爆上がりでした。どの弁士からも熱い思いが伝わってきて感動の時間でした。弁士のみなさん、本当にありがとうございました。また、聴衆のみなさんもその名の通り耳と目と心で聴いていて、素晴らしい態度でした。それでは写真とともに紹介していきます。

1番目 「あきらめない気持ち」1年 永井 真優さん

2番目 「心のバリアフリー」1年 曽我 音和さん

3番目 「時間を大切に」2年 印南 帆夏さん

4番目 「最高の出逢い」 2年 山林 美貴さん

5番目 「言霊」 3年 窪田 知佳さん

6番目 「アトリエ」 3年 飯尾 希実さん

 

校長講評です。

①番目 「あきらめない気持ち」1年 永井 真優
 誰しもがあるあるじゃあと心の中でつぶやき、共感されたのではないでしょうか。かくいう私も共感しました。ついつい自分には無理そうだなぁと思うと出来なくて自分が傷つきたくないので防御線を張ってあきらめちゃうってことありますよね。あきらめることで保たれる平穏さと引き換えに自分自身の可能性に蓋をしていることに気付かないでいる。そんな時、身近な先輩の行動から自分を見つめ直し、思い切って殻を破ったその勇気に感心しました。わかっていても考えていても、行動するまではなかなか大変です。思いや考えは他人には見えないので何も考えていない人と違わないんですよね。「もう一球お願いします」という自分を成長させるカギを見つけて扉を開けた永井さんはきっとまだ見ぬ新しい扉もあけることができるかもしれませんね。みなさんもまだ見ぬ景色へ飛びだしていきましょうという提案はとっても素敵です。ありがとうございました。

②番目 「心のバリアフリー」1年 曽我 音和
障がい者の障害とは何なのか、障害という違和感のある言葉から、機能的な障害ではなく、段差や人の目や偏見、心無い言葉が障害になって、社会生活、日常生活が侵害されている人たちがいるという視点で向き合った中で生まれた思いを伝えてくれました。例えば、片足を事故でなくしちゃった人は、今まで両足で歩いていたことができなくなり、段差も階段も乗り越えにくくなる。でも片足で生活をし始め、車いすや義足などその人に合った生活スタイルが確立すると片足で過ごすことに不便を感じなくなり、自由に移動できるようになる。更に段差や階段で誰かが当たり前のように手伝えば、障害はなくなりますよね。その時一番の障害は周りの人の心無い視線や中傷なんです。自分と違うことを攻撃する差別性が一番の凶器になります。そのことに気付いた曽我さんからの提案は「心のバリアフリー」でした。誰かの壁になるのではなく、誰かの道を照らす外灯になりたいと結んだ曽我さんの弁論にジーンとしました。ありがとうございました。

③番目 「時間を大切に」2年 印南 帆夏
 愛犬の体調の変化に気付き、治療をして一命をとりとめ、そこからの残りの時間を過ごすことができた印南さん。当たり前だと思っていた日常が当たり前ではないと気付いた、そのことが印南さんの生き方をも変えるきっかけとなりましたね。印南さんの愛情をたっぷりと受け取って愛犬はきっと幸せだったに違いありません。でも亡くなったときはさぞかしショックだったことでしょう。その経験は印南さんの心を大きく成長させ、感謝の気持ちを行動で伝えていかなくてはいけないと思うまでになりました。家族やペット、そして今となりにいるクラスメイトなど自分が関わっているすべての人との時間を大切に、後悔しないためにも相手との時間を大切にと締めくくってくれました。もう会うのが最後だとわかっていたなら、どんな言葉をかけますか。誰にも明日は約束されていないのですから。私もいつも感じていることで胸が熱くなりました。ありがとうございました。

④番目 「最高の出逢い」 2年 山林 美貴
 スポーツとの出会いで人生が大きく変わる人はきっとたくさんいることでしょう。そのスポーツが持つ魅力で生き方をも左右されることもしばしばだと思います。山林さんはスポーツとの出逢いだけではなく、そこで出逢った恩師に自分自身を変えてもらった経験を教えてくれました。応援してくれる人のためにも頑張っていこうと純粋にきつい練習にも取り組めた小学校時代。チームメイトの仲間を信じ、チームとして成長することの達成感を知り、周りのためにではなく自分の日常生活に気を配り、誰からも愛される選手、チームを目指すことで支えてくれる人を増やすことにつながったと感じられたことが一番の結果だったのかもしれませんね。指導の声が山林さんの心に届くようになったのは、山林さんの周りの人の様々な思いを受け入れる心の器が大きくなったからだと思います。出会いはいつも思いがけなく偶然訪れますが、それを必然にするのはあなた自身かもしれませんね。これからも成長を楽しみにしています。ありがとうございました。


⑤番目 「言霊」 3年 窪田 知佳
 自分の気持ちを伝えることが苦手だった窪田さん。しかし、言葉にして伝えるようになると自分も温かい気持ちになることがわかってからは、伝えることを大切にしていると教えてくれました。もし大切な人がいなくなるとしたら何を伝え、何ができるか。自分だけ伝えれば悔しさや後悔はなくなるのか、自問自答をしながら、それでも今、言葉にして伝え続けることが私にできることではないかという結論にたどり着きましたね。この言葉のことを「言霊」ということも紹介してくれました。「痛いの痛いの飛んでいけ」は私の子どもにも効果抜群でした。みんなが日常で使っている「行ってきます」「行ってらっしゃい」に込められた意味にも触れ、相手に対する優しい思いを込めた言葉を使うことでみんなが幸せになるのだと述べてくれました。二度とない今日、今の時間は刻々と過ぎ去っていきますが、言霊は、相手の心の中に灯り、ずっと生き続けると教えてくれました。胸に刺さる弁論、ありがとうございました。


⑥番目 「アトリエ」 3年 飯尾 希実
 なんと大嫌いだった「絵」が大好きになった弁論でした。しょっぱなからびっくりしました。飯尾さんがだんだんとのめりこんでいく様子が映画のように鮮明に伝わってきました。魔法のような師匠の一筆で命を吹き込まれる水彩画の世界にどっぷりつかってしまったその飯尾さんの豊かな感性が切り拓いていったのだと思います。「見る」ということの深さを感じることができ、その「見る」見方によって同じモチーフ、対象物でも表現が変わり、別の作品になること、だからこそ作品にはその人の心が映し出されるのだとわかりました。納得です。「嫌い」だと思っていた踏み出せない一歩は、あなたの「好き」を増やす第一歩というフレーズや好きも嫌いも等しく見ることが人生というキャンバスを彩る一筆になるなど、心に刺さる言葉であふれていました。ありがとうございました。

~R4 ブログ

令和4年度 東中学校 離任式

2023年3月28日 13時23分

 毎年必ず訪れる今日。1年間で一番寂しく辛い祝福の日です。卒業生を送り出す寂しさとはまた違った感情が渦巻きます。巣立っていく卒業を祝福する気持ちとも少し違う離任式です。同僚として、仲間として共に過ごした時間が、名残惜しさを募らせます

 東中学校から、7名の先生方がご転任、ご退職されることになりました。新聞発表やそれより一日早くネットニュースで発表されていたので、知っている方も多いと思います。在職1年の先生から7年の先生までいろいろですが、本当に様々な場面で東中学校を支えていただき、感謝しかありません。ありがとうございました。新たなスタートとなりますが、東中学校での濃い時間をお役に立てていただければ幸いです。またいつでも顔出してください。生徒、教職員ともども楽しみに待っています。

 体育館で行われた離任式では、たくさんの卒業生のみんなも出席し、厳粛に整然と行われました。卒業式でも感じましたが、生徒たちの聞く姿勢や立ち居振る舞いが大変すばらしいと感じます。こういうけじめをつけられるというのも素晴らしい才能だと思います。才能は磨けば光ります東中離任式で生徒が出席するのは4年ぶりだそうです。人と人のつながりを最も感じる学校現場なので、オンラインでお別れや参集できないことはやはり辛い苦渋の判断だったのだと思います。今年度は顔を見ながら離任のあいさつやお別れができて、良かったと思いました。アバターでのやり取りが良い面もありますが、面と向かってでないと伝えにくいものもありますね。面と向かってでさえすべてを伝えるのは難しいのですから。ご転任、ご退職の先生方、本当にお世話になりました。

 

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