今日は、午前中に3時間も研究授業が行われました。それもすべての学年で行われました。2時間目1の2道徳からスタートしました。社会科中村先生が道徳科で取り扱った資料は、『歴史を変えた決断』でした。国際理解、国際貢献の項目です。女性初、日本人初の国連難民高等弁務官であった緒方貞子さんの生き方と決断に学び、緒方さんの願いから私たちにできることはないか、考え、思いを巡らせて、みんなと意見交換しました。さすが社会科の先生なので国の国際情勢や難民に関する資料などわかりやすく提示して、考えやすくしていました。中学生の私たちにもできる国際貢献に興味を持ち調べてみるのも良いですよね。



3時間目は、2年2組で近藤先生が道徳科の研究授業を行いました。資料は『ハッチを開けて、知らない世界へ』という、感動 畏敬の念の項目です。美術科の近藤先生らしい展開に写真を撮るのを忘れるほど惹き込まれました。「本物に触れる」その時の感動する心の仕組みにまで丁寧に迫り、最初はクイズ形式で芸術家らしさ全開の展開でした。教材をより深く解釈するための前振りが秀逸で、五感をしっかりと使って体験型道徳って感じでした。宇宙飛行士の野口聡一さんの感動をみんなで共有し、畏敬の念という難解な言葉を理解しやすいように映像教材をふんだんに取り込み、あっという間の1時間でした。特に、聞こえることから有限へ、知っていることから一面へ、見えていることから止まれないという3つの視点を一貫して展開することで深く考え捉えることにつながっていたと感じました。


最後は、3年1組で、小笠原先生が数学科の研究授業を行いました。円の単元で3年生で初めて出てくる「円周角」についての授業でした。初めて習う円周角ですが、比較的すんなりと受け入れて、やや難しい証明まで考えることができました。もちろん、今まで学んできた知識を総動員して証明に向かうのですが、ちょうどいい復習にもなります。ここでは中心角と円周角との関係の証明なので、円の定義・・・1点から等距離にある点の集合や三角形の内角と外角の定理、二等辺三角形の定理などを利用することで、関係をうまく説明できました。今回は机間指導の中でヒントカードを個別に用意したり、説明できるように机間相談したりと工夫したおかげで、かなりの生徒が証明に達成感を得ることができていました。覚えたら1秒のことでも、なぜそうなるのかを考えて納得することは応用力や記憶の定着につながるのです。


今週、火曜日と金曜日で2,1年生は武道場にて学年道徳の授業を校長が行いました。命の授業です。欲張りなので、1時間でたくさんの命について授業に盛り込みました。3年生は、来週の水曜日に実施します。自分の命、他人の命、生き物の命、そして大切な人の命とその命の重さを考える1時間となりました。本当に素敵な感想ばかりで、ぜひとも保護者の方々に読んでもらいたいと感じます。感謝の気持ちを直接伝えるのは照れ臭いかもしれませんが、明日じゃなくて今日、伝えてください。手紙でもいいし、直接口頭でもいいし、メールやラインでもいいし、手段は何でもいいですが、自分の思いを伝えておくことは何より大切です。竹灯りプロジェクト、是非とも成功させましょう。



2年生が昨日と今日の2日間で、愛媛県学力診断調査を行いました。タブレットによる調査です。5教科と質問の6部門です。調査に基づいて自分の得意不得意や生活の様子など分析結果が返却されるのでじっくりと見て参考にしていきましょう。


朝の生徒会役員選挙運動が開始されました。2年生の立候補者と推薦責任者が挨拶運動や各学級での演説に回っていました。朝から元気いっぱいでした。しかしそれとは対照的に帰りの会の時の学級演説はみんな緊張していました。そりゃそうですよね。他学年の教室での演説は緊張するでしょう。それでも公約をしっかりと伝えて、自分らしさを前面に出して頑張っていました。良い経験ができているなぁと思います。




また、10月からだいぶたまっていた表彰式を行いました。全国での活躍やスポーツだけでなく書道や標語、読書感想文などの文化面と合わせて67名もの人が表彰を受けていました。素晴らしい活躍ぶりに心が躍りました。これからも自分磨きをしっかりしていきましょう。



今日も研究授業を提供していただきました。今日は2年生です。2年生は昨日、学年道徳を武道場で私がさせていただきました。金曜日に1年生、来週の水曜日に3年生で行います。授業後の感想を読ませていただきましたが、みんなのメッセージ、感想に感動しました。今日は映画にもなった、さだまさしさんの曲『風に立つライオン』を道徳科の授業教材にしてあるもので行いました。たくさんの写真で遠く離れたケニアの生活の様子や自然も理解しやすかったのではと思います。感動教材ですが、「希望と勇気、克己と強い意志」という項目で、より高い目標を設定し、その達成を目指し、希望と勇気をもち、困難や失敗を乗り越えて着実にやり遂げることを考える時間となります。かなり難しい資料ですが、今まで進路学習を行ってきていたので、個人差はありますが、2年生でもかなり深く考えることはできていました。夢や目標に向かって進む力になってほしいなぁと思います。



先日合唱コンクールで圧巻の演奏をした3年生が、今日は国語の研究授業をしていました。村岡先生のKJ法を用いたブレーンストーミングで、言葉の定義づけを行う授業でした。みんなと協議しながら、自分の意見と班員の意見を合意形成していく、楽しい時間を過ごしていました。どのテーマでも盛り上がっていて、討論できるようなものも出てきました。それについてはあとの授業でのお楽しみとなりましたが、話し合いは深く、白熱したものになっていました。『恋』『愛』『正義』『悪』の定義づけは、なかなか難解なものでした。それだけにみんなの持つ価値観がぶつかり合うのも他者理解にもつながると感じました。




東中合唱コンクールが開催されました。この数年では最も接戦のレベルの高いコンクールとなりました。どのクラスもしっかりと歌いこんで、言葉の意味を考え、曲に込められた思いを表現しようと真剣に向き合っていることが、最初の立ち姿で伝わってきました。1年生から3年生までどの学級も大接戦で甲乙つけがたい審査員泣かせのパフォーマンスでした。審査委員長は高津小学校時代にみんながお世話になった倉崎先生にお願いをして、聴いていただきました。高津公民館長さんや保護司の方も駆けつけていただき、今年度はインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症の心配もなかったので、体育館に保護者の皆様も全員入って、全学年の合唱を聴いていただくことができました。本当に素晴らしい合唱でした。審査委員長の倉崎先生がご講評でおっしゃっていました。『音楽の中でも合唱は言葉のある音楽なので、その言葉の意味を伝える側の心が動かないと、聴いている人に伝わるはずがない。言葉を伝えるのが合唱。そういう意味では、全クラスが満点です』まさにその通りです。どうやったらこの曲を伝えられるかを表現力として工夫したり、感情がこもっていることを強弱やクレシェンド、リットなどの手法を使ったりして、より強く訴えかけていくのだと感じました。
1年1組 それぞれのパートがバランスよくてハーモニーが大変気持ちの良い合唱でした。トップバッターにもかかわらず立派でした。気持ちが伝わる大切な友達を思う想いが良く届きました。

1年2組 迫力のある出だしの声からやる気をビシビシ感じました。リズム感も良くて元気でさわやかなパンチのある表現でした。のびのびと自分の声を表現できていました。

1年3組 言葉を丁寧に大切にして発声していて、歌詞が伝わるように歌えていました。男声が全体を良く支え、サビに向かってどんどん盛り上がっていくように工夫できていました。

2年1組 サビの美しさが際立つようにうまく構成されていてそこに向かうクレシェンド、ゆったりとしたテンポでの圧倒的な音量でCOSMOSの世界に惹きこまれました。ハーモニーも美しく各パートがしっかりと役割を果たしていました。

2年2組 よく練習をして、迫力とハーモニーの美しさ、響きが素晴らしい合唱でした。強弱が良く表現できていて、言葉一つ一つがよくわかるように大切に歌っていました。

2年3組 思いを込めて歌っているのがよく伝わってきました。汗や涙が君の未来をつくる!ということが胸に響きました。強弱やクレシェンドも意識して歌えていました。

3年1組 すべてのパートのバランスが良いので混声四部らしい美しいハーモニーが響き渡っていました。出だしの女声、2番の男声がとても丁寧でスケールの大きい難曲を曲想を考えてクライマックスに向かっていく表現力が大変すばらしい合唱でした。

3年2組 アップテンポで歌詞が多いにもかかわらず、言葉が丁寧ではっきりと良く伝わるように歌えていました。迫力とリズミカルが同居する難曲を良く歌いこんでいました。ラストもピタッと決まってさすがは3年生の合唱でした。

3年3組 歌詞がしみじみと伝わってくる感動の合唱でハーモニーの美しさが曲想をより盛り立てていました。情感豊かに歌いあげ、歌詞に込められた熱量がそのまま伝わってきました。

休憩中の3年生の練習風景です。緊張感と自信とやる気とが混在する一番素敵な時間かもしれません。


最後に音楽部が1曲披露してくれました。本当に素晴らしい歌声に聴き惚れていました。

今日は日曜日。標題のように人権同和教育参観授業を行いました。各学年、様々な取り組みで差別解消に向けて授業を展開しました。差別の種はいたるところにまかれています。その種を差別の芽に育ててしまうか、芽が出る前に気づいて、美しい花(相手を思いやったり、助け合ったりする)に育てていくのか、大きな違いとなります。できるだけ小さな種や芽の時に気づく感性、アンテナを鍛えておかなければなりません。授業を通してしっかりと鍛えてください。3年生は、あいサポーター研修を体育館で行いました。私たち一人一人が、障害を理解し、適切なサポーターになるために講師の方のお話を聞きました。
1年生



2年生



3年生


さすがは、合唱の東中学校。Nコンや全国合唱で全国大会常連校だけはあります。どのクラスもどの生徒も全力でクラス合唱に取り組んでいます。担任の先生も学年団の先生も歌に込められた思いが聴衆者に届くように必死で伝えて、それを生徒みんなが具現化しようと表情をつけ、表現しようと取り組んでいます。当日は間違いなく最高の合唱が体育館中に響き渡ることでしょう。楽しみで仕方がありません。



今日は、2人の先生が研究授業に臨みました。3年2組で社会科を中村先生が、3年3組で道徳科を小笠原先生が行ってくれました。たくさんの先生方が参観して研修を深めました。3年2組の社会科は、資本主義国家の企業の生産の仕組みや働きを学習しました。ある時は労働者側で、ある時は経営者サイドで考え、話し合ったり、議論したりして深めていきました。みんなよく考えるなぁと感心しきりでした。3年3組では「2通の手紙」という教材を使って、遵法精神、公徳心について深めていく授業でした。ルールや決まりは誰のために、何のためにあるのかを深堀りできる授業でした。ルールは守らなければならないという表面的な理解だけでなく、遵法精神には「自分を裏切らない」という自尊心と、目の前の相手の心情に思いを巡らせ、外見からはうかがい知れない人の心情を想像できる思いやりの心が関わっていることに気付いてほしい、そんな資料でした。2つの授業ともにタブレットを効果的に活用していました。道徳科ではハートメーターを活用し、社会科では3つの付箋でみんなの意見を視覚的に分類して、わかりやすかったです。さすが3年生でした。




2学期末テストが終了しました。もう2学期が終わりに近づいています。早いですね。3年生は目の前に迫った進路決定に不安と期待とが入り混じった感情に覆われていることと思います。自分の進む道をしっかりと考え、決めていきましょう。夢を持ち、目標を達成するために有効と思われる努力を積み重ねていきましょう。なかなか夢や目標がないと努力し続けることはできません。すぐあきらめちゃいますよね。お家の方ともじっくりと話をして悔いのない未来を実現させていきましょう。テスト中のみんなは真剣な姿で希望に満ち溢れているように見えますよ。



2学期末テストが始まりました。今日は4教科のテストがあり、実技教科ではタブレットを使って回答をしていました。次のテストは25日(月)です。この土日で計画的に勉強し、最後まであきらめずに頑張りましょう。

県内一斉にリモートでつないで、毎年中学1年生対象に行われている「いじめSTOPデイ」が開催されました。今年は抽出校にお隣の川東中学校が選出されていてライブ中継で人権課題についてみんなで考えていきました。やや中学生にしては幼いプログラムだったように思いますが、子どもたちはイキイキと参加していて、素直な反応で心を豊かにする時間を過ごしていました。


昼休みや帰りの会の時間を使って合唱練習も追い込みとなってきています。どのクラスも各パート別ではなく全体で合わせる練習に力を入れてきていて、12月1日(日)の校内合唱コンクールがとても楽しみです。ご都合が合えば、ぜひともお子さんの勇姿を見届けてやってください。



校内合唱コンクールが迫ってきています。帰りの会や昼休みを使っての学級練習も熱が入ってきています。体育館や音楽室を割り振って練習していますが、そろそろ教室練習では物足りなくなってきて、下界へ進出するクラスも現れてきました。よりデッドな空間を求めて、運動場練習も始まっています。心を一つにそろえて、頑張ってくださいね(n*´ω`*n)

